Googleは10月6日に行われたMade by Googleイベントで、「Pixel Tablet」をプレビューしました。Google I/O 2022で2023年にリリースすると告知していたタブレット製品です。
Pixel 7 / 7 Pro、Pixel Watch、Pixel Budsと同じデザイン言語を採用したシンプルなAndroidタブレットで、Pixel 7 / 7 Proと同様に機械学習を強化したGoogleオリジナルSoC、Tensor G2を搭載。Androidタブレットとしては初のTensorチップ搭載機となります。
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OSはAndroidそのもので、PixelのFeature Dropのような独自機能については語られていません。正確なディスプレイサイズなどのスペックや価格は現時点では不明ですが、シードデベロッパーからは11インチとの情報が伝わっています。
タブレットサイズの大画面Androidアプリが不足している点についてはGoogleもよく認識しており、Google I/Oでの発表以来、多数のサードパーティにタブレットAndroidへの対応を要請しているそうです。
家の中でタブレット使うときに充電ケーブルは邪魔でしょ?と出してきた「グレートなデバイス」だと担当者が出してきたのが「Charging Speaker Dock」、充電スピーカードックです。
Pixel Tablet背面にAppleのMagSafeのようなマグネット機構があり、これをドックに吸着させることで、家庭内ではハンズフリーで充電し、サッと取り外して別の場所で使ったり、外に持ち出したりが可能。ドック / アンドックが軽い動きでできるよう、磁石の強度には特別に注意を払ったと担当者は強調していましたが、ビデオの中でもその動作が軽快なのは分かりました。
Charging Speaker Dockに接続していると、Nest HubのようなGoogleアシスタント付きスマートスピーカーとしても使えるということも訴求しています。
仮にPixel Tabletのディスプレイサイズが11インチだとすれば、ドックに装着した状態はほぼGoogle Nest Hub Maxと同じ感じになりそうです。