小島監督が「デス・ストランディング 2」発表。前作主演のノーマン・リーダスは続投

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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その年の選りすぐりのゲームを表彰する世界的祭典「The Game Awards 2022」にて、小島監督こと小島秀夫氏が率いるKojima Productionが、PlayStation 5用アクションゲーム「DEATH STRANDING 2」を発表しました。

公開された映像では、前作の主人公サム・ポーター・ブリッジズが、なぜか白髪となって登場。やはり前作の主要人物だったフラジャイルらしき人物にとって過去の哀しい出来事も描かれているほか、サムの旅と深く関わったUCA(アメリカ都市連合)に替わる新たな民間会社APACにも言及されています。

わずか4分ほどのムービーですが、前作と同じくBB(ブリッジ・ベイビー)を伴った子連れ&除霊(物理)プレイになる可能性が仄めかされるとともに、前作の固定施設に代わりそうな巨大移動基地らしきメカニックも出現。

そして終盤のクレジットには前作の主演俳優ノーマン・リーダスの名前もあり、おそらくサム=ノーマンが主役を続投すると推測されます。

小島監督は司会者に、「DS2」(略称)は前作「デス・ストランディング」とどう違うのかと尋ねられ、当然ながら「今はまだ具体的には言えない」と回答。

「ただしトレーラーの中に色々なものを入れたので、みなさんが話し合って、ディティールを見つけて欲しい」との趣旨を述べています

また新型コロナ禍が続編のストーリーにどう影響したかを尋ねられて「パンデミック(新型コロナ禍)前にストーリーを書いていましたが、パンデミックを体験して、一から書き直したんです」とも語っています。

前作は「ゲームパッドの左右ボタンを交互に押して、地面を踏みしめて歩く」徒歩のデリバリー体験が新鮮でしたが、施設の住人らがホログラム表示のみで実際には交流できないなど、色々とリソースの制約が透けて見えたとの声もあります。続編での巨大移動基地(?)は、全面的なスケールアップを予告したものと期待したいところです。

また、今のところ「PlayStation 5用ソフトウェア」と銘打たれていますが、近年のSIEが発売元になるPlayStationタイトルの常として、おそらくWindows版への移植も想定されている可能性が高いはず。

前作では元々のPlayStation版はコジプロ開発、Windows版移植は505 Gamesが担当していました。続編でも同じシフトが敷かれるとすれば、PS5版の発売から8ヶ月~1年後にWindows版が登場するのかもしれません。


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《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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