第二世代HomePodは4万4800円で2月3日発売。室温・湿度センサやUWBチップ搭載になったSiriスピーカー

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Ittousai

Tech Journalist. Editor at large @TechnoEdgeJP テクノエッジ主筆 / ファウンダー / 火元

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アップルがSiri搭載スマートスピーカー HomePod (大) の第二世代モデルを発表しました。

初代 HomePodとほぼ同じ形状と外観ながら、室温・湿度センサの搭載やスマートホーム機器の通信規格 Thread対応、近くの iPhoneなどを高精度に認識するUWBチップ搭載など、新技術・新機能を搭載しています。

新 HomePod の主な仕様は、

・高さ168mm x 直径142mmの円筒形。重量2.3kg (初代より4mm低く200gほど軽い)

・高偏位ウーファー x1とビームフォーミングツィーターx5構成。初代は7つのツィーターを並べていたため、スピーカー構成がやや変わりました。

・トップのTouchサーフェスが Siri 起動やタッチに反応して隅まで光るデザインに。(初代は真ん中のみ)

室温・湿度センサ搭載。部屋の温度に応じて家電の制御などスマートホームの自動化が可能に。汎用スマートホーム規格のMatterにも対応。

・Apple Watch Series 7と同じS7プロセッサ搭載 (初代は iPhone 6と同じA8)

UWB(超広帯域無線)チップ搭載。AirTagやiPhone 11以降、Apple Watch Series 6以降など、UWBチップ搭載デバイスの正確な位置や距離を感知して、近づけた端末で再生中の音楽や通話まで引き継げる。

空間オーディオ対応。一台でも二台のステレオペアでも使える。(空間オーディオは初代も対応)

空間オーディオはドルビーアトモスの音楽およびビデオに対応。

Apple TV 4Kと接続してスピーカーになるほか、Apple TV 4KがHDMIのeARC(オーディオリターンチャンネル)に対応するため、テレビに接続した機器のスピーカーとしても使えます。

春のアップデートでサウンド認識に対応。火災報知器のサイレンなどを聞き取り通知で知らせる機能。

小さいほうの HomePod mini との主な違いは、体格差から当然ながらスピーカーとしての構成がまったく異なるほか、反響をマイクアレイで聴き取って室内環境にあわせてチューニングする「室内検知」、背景音は壁に反射させるなど一台でも音に立体感を持たせる空間オーディオ対応など。

カラーバリエーションは白と黒 (ホワイトとミッドナイト)。価格は初代と同じ299ドル、日本国内では4万4800円。為替レートの変動もあり、初代の3万6080円(税別3万2800円)よりもお高くなっています。せっかくなら揃えたいステレオペアでは約9万円。

《Ittousai》
Ittousai

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