アップル、新 HomePod は液晶ディスプレイ搭載で情報表示?試作機らしき画像が出回る

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップルがタッチスクリーン付きのHomePodを開発中であるとのうわさは、以前より複数の情報源が伝えてきました。


その試作品と称する画像が、X(旧Twitter)上で公開されています。

アップル製品の試作品コレクターとして知られるKosutami氏は、「HomePod B720」と称するデバイスの写真を投稿。この「B720」は、以前もタッチスクリーン付きHomePodの開発コード名だと米9to5Macが主張していました。

このB720は、現行のHomePod(第2世代)とほぼ同じデザインながら、上部に少し凸型の液晶画面を備えているようです。

ここには「楽曲やPodcastの再生中にアルバムアートの色に基づくぼやけたアニメーション」や「重要な通知」「電話に出たりメッセージに返信する」インターフェースが表示される可能性があると、9to5Macは伝えていました。

先立つ10月、Kosutami氏はタッチスクリーン付きHomePod試作品の部品と称する写真をXに公開していました。

現行の HomePod (第二世代モデル)は、タッチ操作できる天面にカラフルな色のパターンを表示して、 Siri の応答などステータスを伝える仕組みですが、文字や画像を表示できるディスプレイではなく、複数のLEDライトが使われています。


Kosutami氏は比較的正確なリーク情報でも知られ、当時は未発表だったiPhone 15用「ファインウーブンケース」の正式名称を的中させたこともあります。


数年前、アップルの社内事情に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、「画面とカメラを搭載した新しいスピーカー」が開発中だと述べていました

また今年に入り、アップルのサプライチェーン情報に精通するMing-Chi Kuo氏も、2024年内に7インチ画面付きHomePodが発売と予測していました。


これら両氏とも、タッチスクリーン付きHomePodはアップルがスマートホーム戦略を再考し、大きく転換する一環だと見ています。実際、アップルのHomePodを初めとしたスマートホーム製品は、iPhoneほど大きな成功を収めているとは言えません。

Gurman氏は、「HomePodのボディにiPadをロボットアームで繋げ」たり、Apple TVをHomePodと統合した製品を開発中だと述べていました。他にも、一般人の想像をはるかに超えたプロトタイプが準備されているのかもしれません。



《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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