EAがスマートフォンゲーム『APEX Legends モバイル』のサービス終了を発表しました。
理由は「好調なスタートを切ったものの、続くコンテンツ制作パイプラインは質・量・頻度ともにRespawnの求める高い基準に届かなかった」ため。開発パートナーとの数か月にわたる協業を経て、両者が終了に合意したとされています。
エーペックスレジェンズ モバイルは、PCで定番人気の基本無料シューターをモバイル化したタイトル。
PC版とゲームの基本や世界観、多くのキャラクター等は共有しつつ独立したゲームとして、プレーヤーのゲーム進行やゲーム内通貨、購入アイテム等もPCとは別になっています。
今後のスケジュールは、発表から90日後の5月1日(日本時間で2日朝)に全世界でサーバー停止。ゲーム内通貨でアイテム等は購入できますが、リアルマネーでゲーム内通貨の購入はできなくなっています。規約に基づき、サービス終了後も払い戻しや転換等はありません。
エーペックスレジェンズ モバイルは、オリジナル開発元のRespawnと、中国テンセント傘下でPUBGモバイル等も担当する Lightspeed Studiosの共同開発。
モバイル版の発表当時は、名前とアセットだけライセンスしてスマホゲーム会社に丸投げするのではなく、オリジナル開発元のリスポーンが深く関わる本物のApexであることを強調していました。
今後について、RespawnおよびApex Legendsチームはプラットフォームとしてのモバイルについては変わらず可能性があると考えており、将来的にはプレーヤーになんらかのかたちでモバイルでの体験を提供できる新たな機会を前向きに検討しているとのこと。
このほかEAは、開発中だったバトルフィールドのモバイル版も中止を発表しています。