Netflixは2月1日(現地時間)、月額1980円のプレミアムプランで700を超える人気タイトルが空間オーディオに対応したと発表しました。
Netflixでは、2021年8月からAppleデバイスで空間オーディオをサポート。2022年7月にはゼンハイザーが提供する空間オーディオ技術「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」に対応し、対応タイトルであれば、特別な機器を必要とせず一般的なステレオ機器で空間オーディオを楽しめるようになっていました。
今回の発表では、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」「ウェンズデー」「今際の国のアリス」シーズン2など、対応タイトルを拡充。「YOU ー君がすべてー」「ユアプレイス、マイプレイス」「刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン」「Tour de France (仮題)」といった人気作や新作も順次空間オーディオに対応していく予定としています。
対応作品は、Netflixの検索バーに「空間オーディオ」と入力すれば検索可能。作品の説明の横に空間オーディオアイコンがあれば対応しています。
なお、これまではNetflixの空間オーディオは、プランに関係なく利用できるとされていましたが、今回の発表にあわせて「空間オーディオを利用できるのはプレミアムプランのみ」と明示されてしまいました。
また、空間オーディオというと何か特別な音響感を得られそうな印象ですが、「サラウンドサウンドスピーカーをお持ちの場合は、5.1サラウンドサウンドまたはドルビーアトモスで映画やドラマをご覧いただくことをお勧めします」とのこと。あくまでも一般的なステレオスピーカーでも、それを超えるサラウンド感を得られるという技術です。
このほかプレミアムプランでは、ダウンロード可能なデバイスの数が4台から6台に増加しています。