LGエレクトロニクス・ジャパンは3月15日、同社のモバイルノートPC「LG gram」の2023年モデルを発表しました。新ラインアップの「LG gram Style」やLG gram 17/16/14インチの新モデルなどを3月下旬から順次発売します。
LG gram Style
LG gram Styleは「最高峰の美しさを追求した」というモバイルノートPC。光の確度によって表情が変化するカラーグラデーションボディを採用。カラーリングは真珠のような「オーロラホワイト」となっています。また、ディスプレイには「Corning Gorilla Glass」を採用。マットコーティングを施し、美しくラグジュアリーなデザインに仕上げたとのこと。
タッチパッドにもこだわっており、通常はフラットで存在感を感じさせないデザインですが、使用時にはライトが点灯し、ふわりと浮き上がるような仕様になっています。
また、ディスプレイには、LG gramシリーズでは初となる有機ELを搭載。16:10の縦横比により、大画面の効率的な作業空間を提供します。色域は、DCI-P3 100%をカバー。0.2msの高速な応答性も備えます。
CPUは第13世代のCore i7-1360Pで、RAMは16GB(LPDDR5)。16インチと14インチがあり、ストレージは16インチモデルが1TB(PCIe 4.0×4 M.2 2280)、14インチモデルが512GB(PCIe 4.0×4 M.2 2280)。
バッテリー駆動時間は16インチが最大14.5時間、14インチが最大17時間。
インターフェースは共通で、Thunderbolt 4(Type-C)×2、USB 3.2 Gen2 Type-A ×1、オーディオジャック、microSDカードスロットを搭載します。
LG gram Styleは4月上旬に発売予定で、予想実売価格は16インチが32万円前後、14インチが29万円前後、14インチのOffice搭載モデルが31万円前後となっています。
LG gram 17/16/14 2023年モデル
LG gram 17/16/14の2023年モデルは、CPUが第13世代Coreにアップデート。基本的にはすべてCore i7-1360Pで、RAM16GB、ストレージ1TBとなっています。
インターフェースも共通で、Thunderbolt 4(Type-C)×2、USB 3.2 Gen2 Type-A ×2、オーディオジャック、microSDカードスロットを搭載します。無線関連はWiFI6EにBluetooth 5.1。
LG gram 17は17インチ 2560 × 1600のIPS液晶で、dGPUとしてGeForce RTX 3050を搭載するモデルもラインアップされています。なお、RTX 3050モデルのみ、RAMはLPDDR5となっています(他はLPDDR4)。
80Whのバッテリーを搭載しており、バッテリー駆動時間は最大27時間。RTX 3050搭載モデルは23.5時間。
LG gram 16は16インチ 2560 × 1600のIPS液晶を搭載。80Whのバッテリーを搭載しており、バッテリー駆動時間は最大30時間。
LG gram 14は14インチ 1920 × 1200のIPS液晶を搭載。LG gram 14のみカラーバリエーションがオブシディアンブラックとスノーホワイトの2種類が用意されており、オブシディアンブラックがCore i7-1360PでRAM16GB ストレージ1TB、スノーホワイトがCore i5-1340PでRAM8GB ストレージ512GBとなります。
72Whバッテリー搭載で、バッテリー駆動時間は最大37時間。
予想実売価格はLG gram 17が31万円前後、RTX 3050モデルが36万円前後、LG gram 16が30万円前後、LG gram 14のオブシディアンブラックが28万円前後、スノーホワイトが23万円前後となっています。
LG gram 15.6型の有機ELモデル
今回、詳細は発表されていませんが、LG gramの有機EL搭載モデルも予告されています。画面サイズは15.6インチで、厚み1.1cm、重さ998gの超軽量モデル。このモデルに関しては、4月にあらためて発表があるとのことです。