映画『ジョン・ウィック』シリーズのコンシェルジュ役などで知られる俳優でミュージシャンのランス・レディック(Lance Reddick)さんが、3月17日にロスアンゼルスの自宅で亡くなりました。
レディックさんは1963年生まれ60歳。俳優としてテレビドラマのThe Wire / ザ・ワイヤー、Lost、Fringe、Oz、Boschなど多数の作品に出演しました。
おそらくもっとも有名なのは、映画『ジョン・ウィック』シリーズで、コンチネンタル・ホテルのコンシェルジュであるシャロン役。ゲームにも多数出演しており、なかでも『Destiny』シリーズのサヴァラ司令官役はメインキャラクターでした。
ほか『Horizon Zero Dawn』『Horizon Forbidden West』では、主人公アーロイを導く謎の人物サイレンス役、『Quantum Break』では物語の鍵を握るマーティン・ハッチ役。いずれも声の出演クレジットながらキャラクターの容姿も本人に近く、あの俳優か?と印象に残る出演でした。
ハリウッド業界誌 The Variety に遺族が確認したところでは、レディックさんは(事件や事故ではない)自然の原因で亡くなったとのこと。
レディックさんが出演する『ジョン・ウィック』シリーズの四作目、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(John Wick: Chapter 4)はすでに撮影を完了しており、米国では3月24日公開。日本国内では9月予定です。