Insta360 が同社初のスマートフォン用ジンバル Insta360 Flow を発表しました。
3軸手ブレ補正で滑らかな映像が撮影できる基本機能に加えて、同社のカメラ製品で定評あるAIによるトラッキング機能「ディープトラック 3.0」に対応し、画像認識で被写体を全方位に追跡して撮影できる点が特徴です。
ハードウェアとしての特徴は、215mmまで伸ばせる内蔵自撮り棒、グリップ部分に内蔵された三脚、持ち歩きが楽な折り畳み構造、円形のスマートホイールとトリガーを使った直感的な操作、外付けマイク接続用マウント、約12時間駆動のバッテリーなど。
Insta360 Flow は、360度カメラやアクションカメラで知られる Insta360 が初めて発売するスマートフォン用ジンバル。
Insta360のカメラはハードウェア同様に、手ぶれ補正や被写体追従といったモバイルアプリの機能も高い評価を受けてきました。Insta360 Flow はマウントしたスマートフォン側のアプリでディープトラック 3.0 など高度な画像認識やトラッキング機能を走らせ、ジンバルを制御するコンセプトです。
伸縮する「内蔵自撮り棒」は215mmまで。競合にあたる DJI の Osmo Mobile 6同様、グリップの根本から伸びる構造です。
接続はまずカメラを左右からクランプで挟み、クランプを磁石でFlowにマウントする仕組み。素早く着脱が可能です。
対応するスマートフォンの幅は64 - 84mm、重さは130-300g。小さい場合はケースや固定側でなんとかできます。
ジンバル自体の重量は約369g、クランプは約32g。サイズは折りたたみ時 79.6 x 162.1 x 36mm、展開時73.6 x 269.4 x 69.9mm。
国内での価格は2万900円。グレイとホワイトの二色展開です。