AOKZOEが、世界初をうたうAMD Ryzen 7 7840U搭載ゲーミングUMPC「AOKZOE A PRO」の先行予約販売を海外クラウドファンディングサービスIndiegogoで4月30日24時(日本時間)に開始します。
AOKZOE A1 PROは、8インチ(1920 × 1200)のIPS液晶を搭載するゲーミングUMPC。2022年にRyzen 7 6800U搭載UMPCとして発売された、AOKZOE A1のアップグレードモデルです。
Steam Deckをはじめとして、昨年あたりから急に増えた印象のある左右にコントローラーを搭載したスタイルのUMPCで、OSがWindows 11となっているのがSteam Deckとの大きな違いです。
搭載するAMD Ryzen 7 7840Uは、8コア16スレッドにGPUとしてRadeon 780M(12コア、2700MHz)を備えたプロセッサ。AOKZOEはSteam Deckが搭載するAMD SoC「Aerith」に対する大きな優位性をアピールしています。
公開されている情報を見る限り、Ryzen 7 7840Uに変更される以外にAOKZOE A1から大きな変更はなく、筐体サイズも:285 × 125 × 21mmで同一。重量は61g重くなり729g。ジョイスティックにドリフト問題が発生しないホール効果を利用したものを採用するなど、基本的なハードウェアはAOKZOE A1を踏襲しています。
そのほか目立つ変更点としては、RAMが32GB/64GB(LPDDR5X 6400)をサポートする点。64GBをサポートするゲーミングUMPCはAOKZOE A1 PROが初めてかもしれません。
ストレージはM.2 2280(PCIe 4.0 ×4)で512GB/1TB/2TB。通信面では、WiFi 6Eをサポートしており、Bluetoothも5.2になっています。
本体カラーはクォンタムブルーとルナホワイトの2色。Indiegogoでの価格は799ドルから。
ゲーミングUMPCのライバルとなるAYANEOも、間もなくIndiegogoでRyzen 7000シリーズを搭載するAYANEO 2Sを公開予定。昨年はRyzen 7 6800U搭載端末が大いに盛り上がっていましたが、今年は7000シリーズが熱くなりそうです。
¥142,310
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)