iPhoneやApple Watchを近づけて連絡先交換できる「NameDrop」発表。iOS 17とwatchOS 10で実現

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップルは次期iOS 17におけるAirDropの新機能として、「NameDrop」を発表しました。従来のAirDropでも連絡先の交換はできましたが、より簡単に実現するものです。

これまでのAirDropでは連絡先アプリからマイカードを選び、「連絡先を交換」をタップするという手順を踏まえる必要がありました。が、NameDropではユーザーがiPhone同士、またはiPhoneとApple Watchを近づけるだけで、連絡先を簡単に共有できます。

またAirDrop本体と同じく、電話番号やメールアドレスなど、どの個人情報をシェアするかも選ぶことができます。メールアドレスは教えておきたいが電話をかけられたくない時は忘れずに設定しておきたいところです。

この機能を使えば、カンファレンスで異業種交流をしているときや、SNSで知り合った同士のオフ会で連絡先を交換する際に、わざわざメールを送ったり、スマホを交換して打ち込んでもらう必要もなくなりそうです。

また同じようにiPhone同士を近づけるジェスチャーにより、コンテンツを共有したり、SharePlayを開始して音楽や映画を楽しんだり、ゲームをプレイすることもできるそうです。

iPhone同士を近づけて連絡先を交換するといえば、スマホ以前の携帯電話で赤外線通信をしたり、App Storeが開始してまもない頃のアプリ「Bump」(2024年1月末に終了)が思い出されます。連絡先交換専用ガジェット「POKEN」もありました。そうした古の儀式を振り返れば、話に花が咲くのかもしれません。

▲POKENで連絡交換する古来の儀式

NameDropは、iOS 17をインストールしたiPhoneで利用でき、watchOS 10を搭載したApple Watchにも対応する予定です。どちらのOSも、2023年内に正式リリースされる見通しです。

iPhone 2023特集
《Kiyoshi Tane》

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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