MoGo 2 Pro動画レビュー。据置き型だけど持ち出せる、Android TV搭載ミニプロジェクターをキャンプで試した

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わっき

デジタル・コンテンツ・デザイナー/パノラマ写真家/YouTuber。1999年にフリーランスとして独立。テレビ/映画/ゲームなど幅広い分野の映像制作を手がける他、YouTuber、動画レポーターとしても活動中。パノラマ写真は1990年代から撮り続けている。

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ここ数年はプロジェクターを使用したホームシアターが人気で、小型プロジェクターもかなり高性能になってきています。

今回試用したのはXGIMIの「MoGo 2 Pro」。動画レビューと併せてお読みください。

XGIMIのプロジェクターはAndroid TV搭載で、本体のみで各種動画ストリーミングサービスなどが利用できるのが特徴のひとつ。もちろんスマートフォンやタブレットの画面をキャストして大画面に投影することも可能です。

▲Google PlayのAndroid TV対応アプリが使える

▲明るさ比較。左はMoGo Pro+。右がMoGo 2 Pro

背面の端子類は、左から電源となるUSB Type-C、外部ストレージなどを接続できるUSB Type-A、パソコンやゲーム機などを接続するHDMI、そしてヘッドフォン出力。出力解像度はフルHDの1920×080ピクセルで、3D映像にも対応しています。

▲背面端子

従来のMoGoシリーズはバッテリー内蔵のポータブルプロジェクターでしたが、MoGo 2 Proにはバッテリーが搭載されていないので電源との接続が必須となります。

▲バッテリー搭載のMoGo Pro+(右)より一回り大きい

そうなるとコンパクトとはいえ据え置き型なのかと思うでしょうが、USB PDに対応したことで、65W以上であればモバイルバッテリーからの給電でも動作可能となります。

そして明るさが従来のMoGoシリーズの300ANSIルーメンから、400ISOルーメンとなりました。単位表記が国際規格へと変更されたのでちょっと分かりづらいですが、従来品より明るくなりました。同時に投影してみても肉眼で確認できるくらいの違いはあります。

またスピーカーが5W×2から8W×2へと出力アップ。これにより低音の迫力が増し、映画や音楽などもより楽しめます。

さらに自動台形補正とオートフォーカスが優秀になりました。

▲投影画面(Android TV)

従来であれば自動補正用のマーカーが表示されてその間は映像表示が途切れてしまいましたが、MoGo 2 Proでは映像を表示したまま途切れることなく補正してくれます。

▲自動台形補正&AF

バッテリー非搭載ながらUSB PDですし、明るくコンパクトでスピーカーの音質も良く自動画面補正も優秀なので、いろんな場所に持ち出して使うのにも向いていると思います。

今回はポータブル電源を使ってキャンプで使ってみましたが、これならグループキャンプなどでめちゃくちゃ盛り上がるでしょう。

▲ポータブル電源があればキャンプにもピッタリ


《わっき》

わっき

デジタル・コンテンツ・デザイナー/パノラマ写真家/YouTuber。1999年にフリーランスとして独立。テレビ/映画/ゲームなど幅広い分野の映像制作を手がける他、YouTuber、動画レポーターとしても活動中。パノラマ写真は1990年代から撮り続けている。

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