アマゾン ジャパンが、Amazonプライムの会員費を8月24日に値上げすると発表しました。値上げ幅は月額100円、年額で1000円。新しいプライム会費は月額600円、年額5900円で、9月24日以降の請求から適用されます。
日本でのAmazonプライム会費の値上げは、2007年6月に日本でプライムを開始し以来、2019年4月に続き4年ぶり2回目となります。ちなみに、当初のプライム会費は月額400円、年額3900円でした。4年で約50%の値上げになります。
なお、学生向けのPrime Studentも値上げとなり、月額は50円アップの300円、年額は500円アップで2950円になります。こちらも9月24日以降の請求から適用されます。
値上げの理由については特に説明がありませんが、ユーザーへの送付されたメール内では、当日お急ぎ便の対象地域を27都道府県に拡大。プライムデーをより充実した内容に変更、Proime Videoのコンテンツ拡充、Amazon MusicやPrime Readingなどの拡大を図ってきたとしています。
なお、「今回の価格変更後も、プライム関連プログラムの充実、デジタルコンテンツのセレクション拡大、配送スピードの向上、そしてよりご満足いただけるプライム会員限定セールの提供を目指します」とのことです。
地域ごとにサービス内容も市場環境も違い、一概には比較できませんが、アマゾンの本国である米国では小刻みな値上げで現在139ドル/年。日本円にして2万円以上になっています。