「GoPro HERO12 Black」の使い勝手はどう改善されたか。実践的動画レビューしてきた

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わっき

デジタル・コンテンツ・デザイナー/パノラマ写真家/YouTuber。1999年にフリーランスとして独立。テレビ/映画/ゲームなど幅広い分野の映像制作を手がける他、YouTuber、動画レポーターとしても活動中。パノラマ写真は1990年代から撮り続けている。

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定番アクションカムGoProシリーズの最新フラッグシップモデル「GoPro HERO12 Black」が登場しました。先行して試用できたので実践動画レビューとしてまとめました。

前モデル「HERO11 Black」から形状は変更なしで、各種モジュールもそのまま使えます。チップセットも同じなので、記録できる解像度やフレームレートも向上はしておりません。

ただしユーザーからの要望に応えたバージョンとなっておりますので、何が変わったのかを見てまいりましょう。

バッテリーも11と同じなのですが、電源管理を刷新したことで最大2倍の連続撮影が可能となりました。最高解像度である5.3K@60fpsでも70分の連続撮影が可能。

外観で変わったのは底面に三脚ネジが付いたこと。これはユーザーからの要望がとても多かったようで、サードパーティーから変換パーツも発売されていました。

アクション用途には専用マウントが安心なのですが、小型カメラとして使用したい場合などには三脚ネジの方が圧倒的に使い勝手が良いです。

今回はUlanziの自撮り棒に装着して、LEDライトも使ってVlogのように使ってみました。こうした用途で使われる方も多いのではないでしょうか。

次に音声。賑やかな場所で自分の声をハッキリ収録したい場合に、本体だけでBluetoothオーディオ接続が可能となりました。

しかも本体のマイクも同時に録音されるので、自分の声と環境音とを別々に調整できます。

手ブレ補正は「HyperSmooth 6.0」となり、水平維持機能も健在。またカメラを横向きに固定した状態でも「縦動画」が撮影できたり、ひとつの素材から縦にも横にも使える「8:7の画角」で撮影することもできます。

新しいアクセサリーとしては「Maxレンズモジュラー」が2.0になり、視野角177度の超広角撮影が可能となりました。メチャメチャ広い画角なので、特にPOV撮影や自撮りで威力を発揮してくれると思います。

さらに上級者向けの機能としてGP-LogやHDRでの撮影が可能となりました。失敗が許されないプロの現場でも活躍してくれそうです。

発表会の時点ではマイナーチェンジ程度なのかと思っていたのですが、実際に使ってみるといろいろ便利ですし活躍の場も広がりそうです。

「GoPro HERO12 Black」の本体価格は公式サイトで62,800円(税込)で、9月13日発売です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《わっき》

わっき

デジタル・コンテンツ・デザイナー/パノラマ写真家/YouTuber。1999年にフリーランスとして独立。テレビ/映画/ゲームなど幅広い分野の映像制作を手がける他、YouTuber、動画レポーターとしても活動中。パノラマ写真は1990年代から撮り続けている。

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