9月13日午前2時より開催のアップルイベント「Wonderlust」より。アップルはiPhone 15およびiPhone 15 Plusを発表しました。
主な変更点としては、昨年のiPhone 14 Proに採用された自撮りカメラ周りの「ノッチ」が、浮島型の「Dynamic Island」に変更され、また新色としてピンクが追加(他はイエロー、グリーン、ブルー、ブラック)、さらに、LightningコネクターがUSB-Cに変更されました。
iPhone 15とiPhone 15 Plusにはそれぞれ6.1インチと6.7インチのOLED Super Retina XDRディスプレイを搭載。輝度はHDRビデオ再生時最大1600ニト、太陽光のもとでのピーク輝度は2000ニトとなっています。Ceramic Shieldの前面カバーは他のどのスマートフォンの前面ガラスよりも頑丈だとアップルは述べています。
IP68の耐水性能および防水性能を備え水没した場合でも最大水深6mで最大30分間は耐える仕様となっています。
また、メインカメラは48MPのセンサーを搭載して超高解像度写真の撮影を可能にしつつ、2倍望遠オプションを実現。光学ズーム機能は0.5倍、1倍、2倍の3段階を提供します。
その他、カメラ機能としては被写体となる人やペットにフォーカスを合わせると自動的に有効化される新しくなったポートレートモードなどが追加されました。この機能ではユーザーが画面をタップしてフォーカスしたときに自動的に深度情報を取り込み、あとから写真アプリ上で「驚くほど美しい」ポートレートにすることができるとのこと。撮影後のフォーカス調整も可能になっています。
iPhone 15 / 15 Plusは、チップセットにはiPhone 14 Proと同じA16 Bionicが採用されました。高性能コアX2、高効率コアx4の6コアCPUは前世代よりも高速化しただけでなく、消費電力が20パーセント少なくなり、バッテリー消費を抑えつつ高負荷タスクもこなすとうたいます。
5コアのGPUと16コアNeural EngineでゲームからiOS 17が搭載する留守電のリアルタイム文字起こしのような機能にも対応します。
USB-Cコネクターの採用により、最新のiPhoneとMac、iPad、およびアップデートされたAirPods Pro(第2世代)が同じ充電用ケーブルで充電できるようになりました。またiPhone 15、iPhone 15 PlusのUSB-CコネクターからAirPodsやApple Watchを充電することもできます。
iPhone 15、iPhone 15 Plusはいずれも、ワイヤレス充電のためのMagSafe、および将来のQi2規格の充電器に対応しています。
iPhone 15とiPhone 15 Plusの税込価格は、128GBストレージモデルの場合でiPhone 15が12万4800円、iPhone 15 Plusは13万9800円です。アップルでの予約は9月15日に開始、発売は9月22日となっています。
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