Netflix、ハリウッド俳優ストライキが終わった「数ヶ月後」に再び値上げの噂

カルチャー Film / TV
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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動画ストリーミング大手Netflixは、ハリウッドの俳優ストライキが終わってから「数ヶ月後」に料金を値上げするかもしれません。

The Wall Street Journal報道によると、Netflixは「世界のいくつかの市場」で値上げを検討中。おそらく米国とカナダから始めるとのことですが、他にどの地域が対象となるのか、いくら値上げになるのかは不明です。

日本では2021年2月から値上げはありませんが、今年7月にアカウント共有の取り締まりを強化しました。米国では追加料金を支払い利用人数を増やすオプションがありますが、日本では利用できません。これまでアカウント共有していた人は、新規に別アカウントを作成する必要があります。



つい先日、全米脚本家組合(WGA)は約5か月におよぶストライキ終了に向け、生成AI使用の規制や動画ストリーミングからの報酬などに関し、大手スタジオと暫定的な合意に達していました。


一方、ハリウッド俳優らは依然としてストライキを続けています。当然、その間は新作を制作できず、Netflixとしても組合所属俳優の新たなコンテンツは制作できません。脚本家も仕事に復帰し、魅力的な新タイトルをアナウンス可能になった時点で、値上げを正式発表するのかもしれません。

最近ではディズニープラスもプラン改定を発表し、これまでの月額990円の1コースのみから、11月にはスタンダードプラン」(月額990円)と「プレミアムプラン」(月額1320円)の2つに分割していました。

そしてスタンダードプランは最大1080pと5.1chサラウンドまでに制限され、従来通り最大4KやDolby Atmos対応の映画を見るにはプレミアムを選ぶことになります。これも、事実上の値上げと言えるでしょう。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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