ソニーは11月13日、PlayStation 5およびPlayStation 4でのX(旧Twitter)との連携機能を終了します。
これにはXに投稿されたコンテンツをPS5やPS4で閲覧したり、Xアカウントを連携してコンテンツやトロフィー、その他のゲーム関連アクティビティをPS5/PS4から直接投稿・閲覧したりする機能が含まれています。
ただしモバイル用アプリPlayStation AppからOS連携を通じて、引き続き対応コンテンツをXに共有することは可能です。具体的にはPS Appのライブラリ経由でSNSアプリにシェアするという、汎用的な方法を使うことになります。
PS5とPS4のX連携機能は、同サービスが改名した後も「Twitter」表記のままでしたが、過去10年にわたってスクリーンショットやゲームプレイを手軽にシェアできる便利な方法でした。今なおPSで撮影された何千もの動画や静止画が、#PS4Shareや#PS5Shareのハッシュタグ付きでX上に公開されています。
早くもX上では「スクショ投稿」がトレンド上位に入っていますが、上記のPS AppとPS5/PS4のライブラリ同期がスムーズなため、大きな混乱は起こらないかもしれません。
ライバルのマイクロソフトは、今年4月にXboxゲーム機やWindows 10/11ゲームバーからTwitter/X連携を削除済みです。「無効にした」ではなく「無効にする必要があった」と説明していたため、XがAPIの利用条件を変更して一定以上のデータを扱う組織に月額4万2000ドル~を徴収すると決定したことが原因だった可能性があります。
記事執筆時点では、現行ゲーム機としてはNintendo SwitchのみがXとの連携に対応しています。こちらも、今後も維持されるのか注目が集まりそうです。