NTTの耳を塞がないイヤホン「耳スピ」にネックバンド型 nwm MBN001発売。20時間再生で1日中利用可能に

ガジェット オーディオ
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

特集

NTTソノリティは11月8日、NTTグループ初のコンシューマー向け音響ブランドnwm(ヌーム)の新モデル「nwm MBN001」を発売しました。Amazonでの価格は1万2100円。カラーはダークブラウンとホワイトベージュがラインアップしています。


また、新モデル発売にあわせて、イヤホンなのにまるでスピーカーのような新体験、耳スピーカー「耳スピ」というキャッチコピーがあらたに付けられています。

耳を塞がない開放型のnwmシリーズとしては、有線タイプのMWE001が22年11月、完全ワイヤレスのMBE001が2023年4月に発売済み。今回のMBN001は左右が繋がったネックバンドスタイルのワイヤレスイヤホンとなります。



nwmシリーズは、NTTが開発した独自のPSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術を搭載しているのが大きな特徴。開放型のイヤホンでは、音漏れがしばしば問題になりますが、PSZでは流している音と逆位相の音を外に向けて流すことで音を打ち消し、音漏れを防ぎます。簡単に言ってしまうと、アクティブノイズキャンセリングを逆向きにしたイメージです。

すでに有線と完全ワイヤレスがある中で、わざわざネックバンド型をラインアップに加えるもは珍しい気がしますが、完全ワイヤレスのMBE001のバッテリー持ちは音楽の連続再生最大6時間と1日中使うには少々心もとないものでした。また、片耳約9.5gと比較的軽量ではあるものの、長時間の装着では耳が疲れてきます。

この点、ネックバンド型になったMBN001は、バッテリー持ちが最大20時間と1日中使っても問題ないレベルになりました。バッテリーや操作部がネックバンド側に配置されたことで、イヤホン自体も最小限のサイズとなっています。

防水性能は、MBE001のIPX2からIPX5相当にアップデート。ただし、対応コーデックはAACとSBCのみに。MBE001はaptXにも対応していました。

なお、ネックバンド型のMBE001発売にあわせ、完全ワイヤレスのMBE001にも新色としてホワイトベージュが発売となります。

また、nwmシリーズ発売から1年経ちますが、ブランド初となるCMが作成され、放映開始されています。


《山本竜也》
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

特集

BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。