マイクロソフトは開催中の年次イベント「Microsoft Ignite 2023」で、これまで「Bing Chat」および企業向けに「Bing Chat Enterprise」の呼称で提供してきたAIサービスを「Copilot」にリブランディングし、同社のAIサービス全体の体験を「Microsoft Copilot」で統一していくことを明らかにしました。
We are Copilot Company. We believe in the future where there will be Copilot for everyone, and everything you do. (我々はCopilotカンパニーだ。あらゆる人のあらゆる行動の側にCopilotが存在する、という未来を信じている)(サティア・ナデラCEO)
「OSを起動し、アプリケーションを利用したりWebブラウザで情報にアクセスするのと同じように、何か行動を起こすときにはCopilotを呼び出して、買い物や電話や分析や制作をするようになるだろう。我々はあなたがどこにいてもCopilotがそこにあってほしいと考えている」(ナデラCEO)
マイクロソフトは同時に、Copilotの公式Webサイト「https://copilot.microsoft.com/」を公開しました。
これによりChromeやSafariなど、あらゆるWebブラウザからCopilotが利用可能になります。また、モバイルアプリもまもなく登場すると説明しました。
この記事は新野淳一氏が運営するメディア「Publickey」が2023年11月16日に掲載した『[速報]マイクロソフト、「Bing Chat」を「Copilot」にリブランディング。Copilot公式サイトも公開し全ブラウザで利用可能に。Ignite 2023』を、テクノエッジ編集部にて編集し、転載したものです。