ローコード開発ツール「Copilot Studio」発表。Copilotのカスタマイズ、プラグイン開発、ワークフロー設定などが可能に(Microsoft Ignite 2023)

テクノロジー AI
新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。

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マイクロソフトは開催中の年次イベント「Microsoft Ignite 2023」で、同社のAIサービスであるCopilotのカスタマイズやプラグイン開発、ワークフローの設定、データソースとの接続などを含むさまざまな開発を可能にするローコード開発ツール「Copilot Studio」を発表しました。

例えば、何もカスタマイズされていないCopilotは、ある企業の出張経費の上限などについて正しく答えることはできません。

そこで、Copilot Studioを利用して出張経費の質問をトリガーとしたアクションを設定開始します。

Microsoft 365 CopilotではSAPなどいくつかの業務アプリケーションと連携できるようになっているため、SAPのデータを参照するアクションを選択。

必要なワークフローを設定していきます。

返答するためのプロンプトを設定。

公開すると社内で利用できるようになり、出張経費について社内のデータに沿った答えがCopilotから返ってくるようになります。

Copilot Studioは、Copilot for Microsoft 365に含まれており、追加料金なしで利用可能。

今日から正式に利用可能で、Copikot for Microsoft 365との統合はパブリックプレビューとして提供。


この記事は新野淳一氏が運営するメディア「Publickey」が2023年11月16日に掲載した『[速報]マイクロソフト、「Copilot Studio」発表。Copilotのカスタマイズ、プラグイン開発、ワークフローの設定など、Copilot用ローコード開発ツール。Ignite 2023』を、テクノエッジ編集部にて編集し、転載したものです。

《新野淳一》

新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。

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