X(旧Twitter)、外部リンクカードから消したタイトルを復活へ。イーロン・マスク氏が予告

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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元TwitterことXは、外部リンクカードに見出しが復活する予定だと発表しました。オーナーのイーロン・マスク氏が自らの投稿で述べていることです。

マスク氏は今後のリリースで、URLカード画像にタイトルがオーバーレイ表示されるとポスト。つまりニュース記事など外部リンクに、再び見出しが戻ってくると予告しています。

Xは10月初めから、外部リンクの見出しを削除しています。当初は噂話だったところ、マスク氏が事実だと認め、「これは私が直接命じたことだ。美観を大きく向上させるだろう」とコメント。それから、まもなく実施された次第です。


なお、仕様変更される以前は、外部リンクは下記のように見えていました。左がモバイル版、右がデスクトップ版です。画像の下に見出しやテキストが表示されていましたが、マスク氏は「美観」を損ねていると考えていたようです。

最近のXが新機能を追加したり、古い機能を削除するスピード感を考えると、見出しが復活するまで時間はかからなさそうです。


外部リンクの見出し撤廃後は、画像のみ表示されて一見して文脈が分からないため、誤情報の拡散を招くとの指摘もありました。たとえば、下のようにXの見出し撤廃ニュースを貼りながら、マスク氏がスペースX関連の発表をしたかのような印象操作ができてしまうわけです。

もっとも、マスク氏が旧Twitterを買収する前から、Twitterを含めてSNSからニュースサイトに流入するトラフィックは急減しているとの調査結果もありました。純粋にPVだけを考えるなら、ニュースサイトはあまり困らなかったのかもしれません。

《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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