ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5の全世界累計実売台数が5000万台を突破したことを発表しました。7月には4000万台突破をアナウンスしていたことから、約5か月で1000万台を売り上げたことになります。
2020年11月のPS5発売から約3年後のことであり、今年1月には3000万台を達成していたことから、およそ半年ごとに1000万台を積み増しているペースです。
SIE社長兼CEOのジム・ライアン氏は5000万台達成につき、PS5を愛用しているプレイヤーに対して心からの感謝を表明。また「今年は十分な供給量を確保できた初めてのホリデーシーズン」とのこと。
PS5は発売直後の年末は品薄、その後に新型コロナ禍のもと供給が目詰まりした時期を経て、今年初めにライアン氏自らが「今後は世界中の小売店でより簡単にPS5をお求め頂けるようになる見通しです」と表明。ようやく、年末年始の商戦期に、本当に欲しい人々の手にPS5が届く見通しです。
さらにSIE公式リリースでは、「昨月はプレイステーションの歴代コンソールゲーム機史上、11月の月間実売台数として最多の記録を達成しました」と述べています。つまり、初代PSからPS4までの記録をごぼう抜きしたようです。
11月といえば、従来モデルよりも小さく軽く、光学ドライブが着脱式になった新型が発売された時期です。PS5は何回か値上げしており、新型もさらに価格が上がりましたが、順調なスタートを切れた模様です。
また本日21日は、先日TGA2023GOTYを獲得した『バルダーズ・ゲート3』の日本語PS5版が発売されるタイミングです。
それに加えて、新型PS5に『Marvel's Spider-Man 2』のダウンロード版をセットにした本体同梱版が発売中です。これまで以上に、PS5の売れ行きが勢いを増していくのかもしれません。