NECパーソナルコンピュータは2月13日、個人向けAndroidタブレット「LAVIE Tab T14」「LAVIE Tab T9」を発表しました。2月15日発売で、直販価格はそれぞれ14万2780円、9万8780円。
LAVIE Tab T14
LAVIE Tab T14は、14.5型という大型のタブレットで、解像度は3000×1876ドット / 120Hzの有機ELを搭載。1300万画素+広角500万画素の2つのリアカメラを搭載しており、動画撮影・編集やイラスト作成などのクリエイティブ利用にも最適だとされています。
デジタルペン2(別売り、直販価格1万1880円)に対応しており、4096段階の筆圧検知と傾きセンサー、パームリジェクションを利用可能。タブレット本体の背面にマグネットで吸着するだけで充電も行えます。「CLIP STUDIO PAINT EX」がプリンストールされており、3か月無料で利用可能です。
また、面白い機能として、2つあるUSB Type-Cポートのうち片方が映像入力に対応しており、ノートPCなどとUSB-Cで接続することで、モバイルモニターとして利用できます。もう片方は映像出力に対応し、外部モニターを接続可能です。
専用のキックスタンド付きのタッチパッド搭載キーボード(別売り、直販価格3万8280円)を装着すれば、ノートPCのように利用することもできます。
このほか、主な仕様としてはSoCにMediaTek Dimensity 9000(オクタコア)を搭載。RAM12GB、ストレージ256GB。
バッテリー容量は1万2300mAhで、バッテリー駆動時間はWeb閲覧で約6時間。生体認証は顔認証と指紋認証(電源ボタンに搭載)に対応。Dolby Atmos対応のJBL製8スピーカーも搭載しています。
OSはAndroid 13。本体サイズは327.8×210.8×5.9mmで、重さは約735g。
LAVIE Tab T9
もう一つのLAVIE Tab T9は8.8型 2560×1600ドット / 144HzのIPS液晶を搭載。SoCにSnapdragon 8+ Gen 1を搭載し、ゲームが快適に楽しめるタブレットとされています。
RAMは8GB、ストレージ128GBですが、NEC Direct限定モデルとして12GB/256GBモデルも用意されています(直販価格は10万9780円)。
こちらもスタイラスに対応しますが、利用できるのはデジタルペン3(別売り、直販価格1万978円)。T14と同じくCLIP STUDIO PAINT EX(3か月無料)が付属します。
インターフェースはUSB 3.2 Gen 2 Type-CとUSB 2.0 Type-C。長辺と短辺にポートがあるので、画面の向きにかかわらず邪魔にならない位置で充電が可能。また、充電しながらUSB-Cイヤホンを利用したり、外部モニターに接続したりできます。
そのほか、背面カメラは1300万画素+200万画素。バッテリー容量は6550mAhでバッテリー駆動時間はWeb閲覧で約10時間。Dolby Atmos対応のステレオスピーカーも備えます。
OSはAndroid 13。本体サイズは129.5×208.5×7.6mmで、重さは約365g。