MSI初の携帯ゲーミングPC『Claw A1M』3月28日発売、Core Ultra搭載で11万9800円から

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Ittousai

Tech Journalist. Editor at large @TechnoEdgeJP テクノエッジ主筆 / ファウンダー / 火元

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MSIはポータブルゲーミングPC『Claw A1M』を3月28日に日本国内で発売します。

価格はCore Ultra 7 155Hプロセッサと1TB SSDの上位モデルClaw-A1M-002JPが13万9800円、Core Ultra 5 135Hに512GB SSD構成のClaw-A1M-003JPは11万9800円。


Claw A1Mは ASUS ROG Ally や Valve Steam Deck のような、コントローラ一体型の携帯ゲーミングPC。7インチ1920x1080フルHD液晶で本体重量 約675gは、このクラスでは平均的なところです。

各社の最新モデルと同じく、中身にはインテル Core Ultraプロセッサを採用。AI処理専門のNPUをインテル製プロセッサとして初めて搭載するほか、グラフィックスにはArc GPUを統合し、XeSSアップスケーリングにも対応します。

約14万円の上位モデルと約12万円の標準モデルの違いは、Core Ultra 7 155Hに1TBか、Core Ultra 5 135Hに512GBか。

Core Ultra 7 155Hはコア構成が6P(高性能)+8E(高効率)+2LPE(低消費電力高効率)で計16コア22スレッド、Core Ultra 5 135Hは4P+8E+2LPEで計14コア18スレッド。

スレッド数ではあまり差がありませんが、要は高性能コアが6個か4個かの違いです。

GPUはCore Ultra統合のIntel Arc。RAMはどちらのモデルも16GB LPDDR5オンボードで共通。

ゲームコントローラ部分は、RGBライティングつきLRスティックとABXYボタン、Dパッド、左右トリガーとバンパー、背面にM1/M2マクロボタン、ほかスタート / メニュー系が4つ。特に尖ったところもない平均的な構成です。

スティックとトリガーには、摩耗に強いホール効果素子採用。

そのほか主な仕様は、Windows 11 Home、6セル53WHrバッテリー、USB-C / Thunderbolt 4ポート x1(PD充電兼用)、microSDスロット、アナログヘッドホン・マイク兼用端子、指紋スキャナ兼用電源ボタンなど。

本体と同日の3月28日には、液晶保護ガラスとトラベルポーチ、『クロウ』の鉤爪型キーチャーム、ストラップがセットになったMSI Claw アクセサリーキットも販売します。こちらは5800円。


《Ittousai》
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