SIEがプレイステーション5のシステムソフトウェアアップデートを配信しました。更新後のバージョンは24.02-09.00.00。
主な更新内容はDualSenseコントローラのマイク・スピーカー改善、本体ランプの明るさ設定追加、シェアスクリーンにポインタや絵文字で参加できる機能など。
DualSenseコントローラやPS VR2ヘッドセットにもデバイスソフトウェア更新が必要です。
また最新のUnicode 15.1 絵文字に対応し、不死鳥や頷く・首を横に振る等の絵文字をメッセージ等で使えるようになっています。
各機能の注意点や設定場所は、
DualSenseコントローラのマイク音質改善・スピーカー音量増
PS5のDualSenseコントローラはマイクとスピーカーを搭載して単体でもボイスチャットができたり、独立した音を流して演出に使えることが特徴です。
今回のアップデートではマイクに機械学習を用いたノイズキャンセルフィルタを追加することで、コントローラを激しく操作してもノイズが相手に届きにくくなりました。
同時に、コントローラ内蔵スピーカーからの最大音量が従来よりも大きくなっています。
特に設定は不要ですが、DualSense自体のデバイスソフトウェア更新が必要。本体をアップデートすれば、指示に従い無線で更新できます。
マイクのスピーカーミュートや設定は、PSボタンを押して🔊アイコンから。
本体のオーディオ出力をヘッドホンにしていると自動的にミュートになり、サウンドのクイック設定から「コントローラの音量」項目がなくなります。
DualSenseは振動と音の中間のようなハプティックフィードバックが売りのひとつですが、コントローラのスピーカーをオンにすると手元からの音と触感の相乗効果で脳が騙されて一層リアルに感じます。
シェアスクリーンに「視聴者とのやりとり」追加
フレンド / パーティー内のゲーム画面配信機能シェアスクリーンで、視聴者が画面でポインタを動かしたり、場所を指す「スポット」を置いたり、絵文字でリアクションできるようになりました。
パーティーからシェアスクリーンを開始する際の設定画面で、ホストが「視聴者のやりとり」を有効にした場合に使えます。デフォルトで有効。
本体の電源ランプ設定
明るさを標準の「明るい」のほか「中」「暗い」から選択可能。
変更は設定の「システム」「ビープ音とランプ」から。電源ランプは消灯できませんが、起動音のピー!は消音できます。
最新の絵文字に対応
iPhoneなどが最近対応したばかりの最新Unicode絵文字に対応。
追加されたのは、不死鳥、ライム、ちぎれた鎖、首を縦に振る・横に振る、追加の家族アイコン組み合わせ、および従来の走る・歩く等の右向きバージョン。
右向きに移動する絵文字は、絵文字キーボードで従来の絵文字にカーソルをあわせてX長押しで選択できます。
Unicode絵文字には既存の絵文字を内部的に連結して新しい絵文字にする仕組みがあり、たとえば今回の不死鳥は鳥と炎。
🍄🟫🐦🔥🍋🟩🙂↕️🙂↔️⛓️💥
最新の絵文字に非対応のデバイスから見ると、頷く絵文字は「顔」+「上下の矢印」など、並んで表示されてなんとか意味は伝わるようになっています。
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