Windows 11の一部ユーザーが、標準アプリ「フォト(Photos)」で生成AI機能のCopilotが利用できると報告しています。
マイクロソフトは先月、今後1か月間のうちにWindows 11にさらなる価値をもたらす一環として、フォトアプリに「新しいAI編集機能」を追加すると予告済みです。また昨年夏には、Windows Insider向けフォトアプリでAI機能がテスト中だと確認されていました。
未発表のWindows新機能に詳しいPhantomOcean3氏は、フォトアプリにCopilotプラグインが追加されたと報告。そのスクリーンショットを共有しつつ、アプリバージョン2024.11030.22001.0で利用できると述べています。
現時点でのAI機能はデスクトップ背景の設定やスライドショーの作成/表示に限られているようです。また、プラグインの利用は設定からオン/オフが可能であることも確認できます。
さらに、OneDrive関連の設定にも項目が追加されており、ここでMicrosoftアカウントを追加すれば、OneDrive内の画像もAIが検索する対象になります。
とはいえまだ手元の環境では利用できません。ユーザーにより展開に時差があるのかもしれませんし、または反響を確かめるA/Bテストを行っている可能性もあります。
マイクロソフトの未発表情報に詳しいWindows Centralは数か月前、フォトに写真内のモノや人を識別し、切り取って別の場所に貼り付けられるAI機能が開発中だと述べていました。こうした機能は、すでにiPhoneやAndroidでも実現済みです。
また同サイトはフォトやSnipping ToolにOCR(テキスト認識)機能が追加されると予想していましたが、すでに後者には「テキストアクション」として実装済みです。
もっとも、ペイントのAI機能「コクリエイター」は今のところ米国やフランスなど一部の国でのみ利用可能であり、同様の制限がフォトでも課される可能性はあるのかもしれません。
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