Nothing がワイヤレスイヤホンの新製品 Nothing Ear と Nothing Ear (a) を発表しました。
両機種ともシリーズ最高の45dBアクティブノイズキャンセリング、ハイレゾオーディオなど機能を強化したモデルです。
また Nothing Phone シリーズとの統合で、イヤホンから直接 ChatGPT を呼び出したり、システムレベルでの連携で声を使ってスマホの機能を利用できる特徴も備えます。
Nothing製のイヤホンはこれまで Ear (1) / Ear (2) と数字を振っていましたが、新製品では命名法をリセット。
設計を刷新したフラッグシップが無印の Nothing Ear 、1万円台と安価ながら多くの仕様を共有する普及モデルが Ear (a) です。
Nothing Ear の主な仕様は、
11mm径のセラミック製カスタムドライバを新採用。歪みを減らし低音域を強化
ハイレゾ対応。LDACコーデックで990Kbps 24bit / 96kHz、LHDC 5.0で1Mbps 24bit / 192kHzまで。対応機器との接続時のみ。
Bluetooth 5.3、コーデックはハイレゾ対応のLDAC と LHDCのほかAAC、基本のSBC対応。
最大45dBのアクティブノイズキャンセリング。従来の最上位モデルであるEar (2)の「1.8倍」強力。
透過モード、アダプティブANC対応。周囲の環境にあわせてノイズキャンセルレベルを自動切替
IP54防塵防沫。ケースはIP55。
機器に近づけるだけで検出する Google Fast Pair / Microsoft Swift Pair 対応。
「イヤホンを探す」対応
バッテリーはAND有効時の音楽再生でイヤホンのみ5.2時間、ケースの再充電併用で24時間。ANDオフなら8.5時間 / 40.5時間
同時に2つの機器に接続して再生先をすぐ変えられるデュアル接続対応
低遅延モード (120ms)
Ear (a) の違いは、ドライバ素材がセラミックではなく PMI + TPU、LHDC 5.0非対応、細かく調整できるアドバンストイコライザーとプロファイル共有およびパーソナルサウンドプロファイルに非対応。ケースがワイヤレス充電に非対応。
バッテリー駆動時間は、ケース込みで最長42.5時間など、Ear (a)のほうがやや長くなっています。
このほか本体とケースのデザインが大きく違い、Ear (a)はNothing のイヤホンとして初の本体カラーであるイエローを加えた三色を用意します。
価格は Nothing Ear が2万2800円、Nothing Ear (a)は1万4800円。すでに予約を受け付けており、4月22日以降の出荷予定です。