Google Pixel Tablet、充電ホルダーなしで「再発売」?公式Bluetoothキーボードやペンのうわさも

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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GoogleのタブレットPixel Tabletは充電スピーカーホルダー(ドック)同梱で販売されており、ドック抜きで買うことはできません。


しかし、今後はドックなしのPixel Tabletが「再発売」され、公式アクセサリーとしてBluetoothキーボードやペンが登場する説が出てきました。また、再発売の「小売店のリストを見た」との証言もあります。

ことの発端となったのは、リークアカウント@MysteryLupinが「GoogleがペンやBluetoothキーボードとともにPixel Tablet(ドックなし)を再発売(リローンチ)する」と述べたことです。

「リーク」と称する非公式・未確認の情報を投稿するアカウントですが、以前にはGalaxy S24シリーズの搭載RAMやストレージ容量を、正式発表前に的中させたこともあります。

最近ではGoogleの未発表スマートフォンPixel 8aと称するハンズオン動画を公開しており、他の情報源が公開した仕様情報や予想CG画像とおおむね符合していました。



@MysteryLupin の投稿に続いて、Android専門サイトDroid-Lifeが「確定:Google、ドックなしPixel Tabletをリリース、ペンとBluetoothキーボード発売」との記事を掲載

同サイトは過去にPixel 2やPixel 2 XLのカラバリや価格、Pixel Bookの仕様などを正確に予想し、特にGoogleの未発表製品に詳しいことで知られています。

それによれば、EU域内におけるドックなしPixel Tabletの価格は次の通り。参考のため、現在Googleストアで販売中のドックありモデルの価格も併記しておきます。

  • ドックなし(128GB):446.00ユーロ

  • ドックなし(256GB):553.00ユーロ

  • ドックあり(128GB):679ユーロ

  • ドックあり(256GB):779ユーロ

つまりドックなしになることで、およそ30%ほど安くなるようです。

もしも全世界で同じ比率が適用されるのであれば、日本での128GBモデルはドックありの7万9800円から、ドックなしは約5万6000円程度となり、差額は2万円以上もの計算です。

もっとも、日本向けGoogleストアでのドック単品販売は1万7800円です。また一般的にGoogleストアでの価格は、小売店の販売価格を上回る場合が多いことから、実際にはドックなし版の定価はもう少し高くなりそうです。

ほか「Pixel Tabletペン」と「Pixel Tablet Bluetoothキーボード」の価格は、 それぞれ89ユーロと約100ユーロとのこと。単純計算すれば約1万5000円と約1万6700円といったところですが、EUと日本では付加価値税(消費税)が異なるため、この価格になるとは限りません。

Pixel Tabletはドックに載せれば据え置きのNest Hub やスマートディスプレイとして使え、外せば持ち歩けるコンセプトの製品であったため、ドック抜きの構成がなく、同程度のサイズの競合他社タブレットよりも割高な印象もありました。

ドックが要らないユーザー向けに単品購入も可能となれば、再び人気に火が付く可能性もあるかもしれません。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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