マイクロソフト、iPhone、Android対応のモバイルゲームストアを2024年7月に開始。まずはウェブ起点に

ゲーム Microsoft
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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マイクロソフトのゲーム部門幹部サラ・ボンド氏は、2024年7月にiOSやAndroidといったモバイル機器向けにXboxゲームストアを開始することを正式に認めました。

同社はXboxモバイルゲームストアを計画していることを、早くから公表していました。

2023年末、アクティビジョン・ブリザード買収が成立したタイミングで、やはりXbox幹部のフィル・スペンサー氏がストアの立ち上げにつき提携企業と話し合っていると明かしつつ「何年も先のことではない」と述べていた次第です


今回のボンド氏の発言は、Bloomberg Technology Summitで行われたものです。

発言内容は次の通り。

  • 7月にはモバイルストアを開始する予定

  • まずファーストパーティー(マイクロソフト傘下のスタジオ開発)ゲームを導入する。具体的には『キャンディークラッシュ』や『マインクラフト』のようなゲーム

  • いずれパートナー企業にも拡張予定

  • 目標は真のクロスプラットフォーム・ゲーム中心のモバイル体験を提供すること

  • ウェブから始める。クローズドなエコシステムストアのポリシーに縛られず、あらゆるデバイス、あらゆる国で提供できるため

  • ウェブを起点として、そこから広げていく予定

Androidに関しては、マイクロソフトはアプリストアを立ち上げて、直接デバイスにネイティブアプリを配信することが可能です。実際、サムスンもGalaxy Storeから自社のAndroidスマホやタブレットに向けてアプリを配信中です。

ですが、iOSに関しては、アップルは代替アプリストアをEU圏内のみで認めています。ウェブからダウンロードする形であれ、EU圏外では許可していません。


そのため、当初は「ウェブでゲームを購入。プレイはWebブラウザを経由したストリーミングゲーム」とする可能性もあるのかもしれません。


《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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