8月29日からスタートして9月4日まで続いている「AmazonスマイルSALE」。さすがにもう買うものないよなと特設ページも見に行ってなかったのですが、SNSに流れてきた投稿を見て仰天。
Xiaomiの43インチテレビ(チューナーなし)がニーキュッパ。2万9800円だというじゃありませんか。OLEDと間違えそうなQLEDこと量子ドットをうたっています。Google TV内蔵のスマートテレビ、しかも2025年モデルです。
どう考えても安いので、反射的にポチってしまい、翌日には届きました。
40インチ以上のディスプレイ、実はうちには6枚あります。正確にいうと7枚あって、そのうちの1つ(55インチディスプレイ)は設置時に液晶部を壊してしまって泣く泣く箱に入れ直してそのまま状態。早く粗大ゴミに出せという話ではあるのですが。
我が家のディスプレイ構成は次のとおりです:
49インチ液晶ディスプレイ(アイ・オー・データ機器):デスク背面に横置き
42.5インチ液晶ディスプレイ(LG):リビングに横置き
43.8インチ32:9ウルトラワイド液晶ディスプレイ(INNOCN):リビングに縦置き
43.8インチ32:9ウルトラワイド液晶ディスプレイ(INNOCN):ベッドサイドに横置き
49インチ32:9ウルトラワイド液晶ディスプレイ(INNOCN):デスクサイドに縦置き
これに43インチテレビが加わったわけです。
Xiaomiの43インチテレビには、我が家では初、というポイントがあります。まず、スマートテレビ機能内蔵。Fire TVはいくつか使っているのですが、Google系のスマートテレビデバイスは持ってませんでした。
レビューもいくつか出ています。
・Xiaomi TV A Pro 43 2025 購入レビュー:「量子ドット」はウソですが・・・コスパは凄い!
・シャオミ Xiaomi A Pro 43 2025を分解してみた
このパネル特性は量子ドットではないのではないか?という調査結果にはちょっと驚きですが、実際にビデオコンテンツを見てみた限りで画質や機能に不満はありません。
▲とりあえずリビングに床置きしてみた
接写した画面を西川善司さんに送ってチェックしてもらったところ、ローエンドテレビでありがちなペンタイル配列ではないので、それだけでもコスパは非常に高いと言ってよいでしょう。
ペンタイル配列とは、RGBのうち4K解像度あるのはGのみで、RとBは4Kの半分しかないという、ローコスト向けの配列。実写映像では問題ないけれども、文字表示などが明瞭ではなくなるそうです。
それにしても3万円は安い。2019年に買ったLGの42.5インチディスプレイは今も現役で使っていますが、価格が5万6800円でした。この円安においてその半額近くの価格で、しかもこちらはGoogle TV内蔵。
筆者の自宅はテレビ視聴環境がなく、ビデオオンデマンドサービスに多数加入しているため、スマートTV機能を持つチューナーレステレビが安価で登場したことは非常にありがたいです。
ちなみに筆者が現在加入しているのは、Netflix、Amazonプライムビデオ、Disney+、Hulu、ABEMA Premium、WOWOW、U-NEXTなど。
これらを視聴するための環境としてはなんの問題もありません。
そして、もう一つ気に入ったのは軽さ。8.6kgという、画面サイズに似合わない軽量で、取り回しが非常に楽。玄関からリビングに運び込むときに腰をやらないように注意していたのですが、あまりの軽さに拍子抜けしました。
大型ディスプレイは重いから、と敬遠している人にとっても良い選択ではないでしょうか。壁掛けやモニターアームにも対応しやすいですし。
問題は現時点で売り切れており、入荷時期が分からないというところ。AmazonスマイルSALEは本日(9月4日)までなので、そこには間に合いそうにありませんが、この価格のままで再入荷されたら購入を検討してみてはいかがでしょうか。