ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、「PlayStation 5 テクニカルプレゼンテーション」を9月10日に配信します。日本時間では11日0時 (10日24時)から。
「PS5とゲーム技術のイノベーション」について、PS4 / PS5の設計主任であるマーク・サーニー氏がプレゼンします。配信時間は約9分と短め。
具体的な内容については、やはり長らくうわさが続いてきたPS5 Pro (仮)の正式発表が期待できます。
PS5 Proについては、事前に告知されるゲーム開発者筋からの情報があるほか、ソニー自身も、プレイステーション30周年の告知ビジュアルで、「歴代PSハードのシルエットが集合するなかで、PS5に似て異なる謎ハードが目立つ位置にある」という公然チラ見せをしています。
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■ カメレオンキッドとかナックのサーニー先生
PS4 / PS5のリードアーキテクトを務めるマーク・サーニー氏といえば、10代でアーケードのビー玉転がしゲーム『マーブルマッドネス』を開発して頭角を現したプログラマー。
セガ時代ではカメレオンキッドや、中裕司との様々なエピソードが語られるソニック・ザ・ヘッジホッグ2を手掛けています。PlayStationとは、現在の主要なファーストパーティースタジオ各社の創立に遡るまで縁が深く、多数のヒット作を送り出してきました。ゲーム全体のディレクターとしての近作はPS4の『Knack』『Knack II』。
PS5の発表も、ゲームラインナップより前に、現代のゲーム技術には何が必要か、そのためにどんな構成・設計を採用したのか等々をサーニー氏が語るプレゼンやインタビューが先行でした。
■ 過去にはGPU性能45%向上、独自の超解像機能など「内部資料リーク」も
PS5 Proについてのうわさは、今年春に出回った「流出資料」によれば、GPU性能が45%向上、レイトレ性能は2倍から4倍、メモリ帯域が約30%広く、NVIDIA DLSSのような独自のAI超解像機能に対応など。
■ 国内ではPS5が価格改定(値上げ)したばかり
PS5といえば、日本国内ではつい最近、通常モデル7万9800円・デジタルエディション7万2980円に値上げしたばかり。海外でのターゲット価格などは以前からリークと称する情報がありますが、国内価格がどの程度になるか戦々恐々としつつ待ちたいところです。
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