ANAは羽田空港国内線のプレミアムメンバー優先チェックインカウンターの「ANA SUITE CHECK−IN」を12月2日、「ANA PREMIUM CHECK-IN」の北側を12月18日、南側を来夏より運用開始すると発表しました。
先日、ANA PREMIUM CHECK-INの様子がプレス向けに公開されたので、行ってきました。
(▲プレス向けに先行公開されたANA PREMIUM CHECK-INエリア)
(▲ANA SUITE CHECK−INは、カウンターも増えて手続待ち時間も大幅に減少)
ANA的にはデザインやUXにこだわって作った専用チェックインカウンターですが、個人的にうれしいのが保安検査に使う機械が最新のスマートレーンになったこと。このおかげで、パソコンやタブレットなどをカバンから出さずにX線の機械を通せるんです。
(▲チェックインカウンターの先にある保安検査に、最新のスマートレーンを導入)
実はANAの羽田国内線第2ターミナルでは、通常の保安検査場にスマートレーンを導入済み。プレミアムメンバーの自分は、優先チェックインカウンターが使えるのですが、パソコンやタブレットを取り出す手間を省きたいがために、通常の保安検査場を使っていました。プレミアムメンバー優先チェックインカウンターはビジネス客が多いので、ほぼみんなカバンにパソコンを入れているんですよね。なので、検査に手間がかかり行列になっていることが多く、通常の保安検査場のほうが早く抜けられるという状況でした。
(▲カバンからPCやタブレットを取り出さなくてもいいタイプの検査機)
今回のリニューアルでその煩わしさが解消されるということで、持ち歩くガジェットが多いITっ子のANAプレミアムメンバーは感涙です。ちなみにANAの担当社の話によると、ANA SUITE CHECK−INで約3倍、ANA PREMIUM CHECK-INで約2倍も保安検査の処理スピードがアップするそうです。
(▲入り口の壁材は、機内食用の食器を一部再利用して作られているという)
(▲ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統技術の左官壁)
(▲ANA PREMIUM CHECK-INの入り口)
羽田空港に限らず、日本各地の空港でこの最新のスマートレーンをどんどん採用していってほしいです!