電子機器をいちいち取り出さなくてOK 羽田ANAプレミアムチェックインに待望のスマートレーン導入(中山智)

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中山智

海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けています。 旅人ITライターさとるとして、YouTubeでも活動しています。

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ANAは羽田空港国内線のプレミアムメンバー優先チェックインカウンターの「ANA SUITE CHECK−IN」を12月2日、「ANA PREMIUM CHECK-IN」の北側を12月18日、南側を来夏より運用開始すると発表しました。

先日、ANA PREMIUM CHECK-INの様子がプレス向けに公開されたので、行ってきました。

(▲プレス向けに先行公開されたANA PREMIUM CHECK-INエリア)

(▲ANA SUITE CHECK−INは、カウンターも増えて手続待ち時間も大幅に減少)

ANA的にはデザインやUXにこだわって作った専用チェックインカウンターですが、個人的にうれしいのが保安検査に使う機械が最新のスマートレーンになったこと。このおかげで、パソコンやタブレットなどをカバンから出さずにX線の機械を通せるんです。

(▲チェックインカウンターの先にある保安検査に、最新のスマートレーンを導入)

実はANAの羽田国内線第2ターミナルでは、通常の保安検査場にスマートレーンを導入済み。プレミアムメンバーの自分は、優先チェックインカウンターが使えるのですが、パソコンやタブレットを取り出す手間を省きたいがために、通常の保安検査場を使っていました。プレミアムメンバー優先チェックインカウンターはビジネス客が多いので、ほぼみんなカバンにパソコンを入れているんですよね。なので、検査に手間がかかり行列になっていることが多く、通常の保安検査場のほうが早く抜けられるという状況でした。

(▲カバンからPCやタブレットを取り出さなくてもいいタイプの検査機)

今回のリニューアルでその煩わしさが解消されるということで、持ち歩くガジェットが多いITっ子のANAプレミアムメンバーは感涙です。ちなみにANAの担当社の話によると、ANA SUITE CHECK−INで約3倍、ANA PREMIUM CHECK-INで約2倍も保安検査の処理スピードがアップするそうです。

(▲入り口の壁材は、機内食用の食器を一部再利用して作られているという)

(▲ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統技術の左官壁)

(▲ANA PREMIUM CHECK-INの入り口)

羽田空港に限らず、日本各地の空港でこの最新のスマートレーンをどんどん採用していってほしいです!

《中山智》

中山智

海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けています。 旅人ITライターさとるとして、YouTubeでも活動しています。

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