ドコモから発表された「motorola razr 50d」がどのくらい“d化”されたか深堀り(スマホ沼)

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矢崎飛鳥(ACCN)

テクノエッジ編集長。Wikiの「スマートフォン」ページに略称“スマホ”考案者として記述あり。週一以上ライブへ通う音楽好き。ヨボヨボのハタチ

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NTTドコモからモトローラ「razr 50d」が発表されました。

razr 50dは、その名が示す通り「motorola razr 50」をベースにしたエクスクルーシブモデル。「M-51E」という、たぶん覚えられない型番も用意されています。すでに石野純也さんによる速報が出ていますが、個人的に気になった“d”な部分について深掘りしたいと思います。元となったrazr 50についてはコチラ

さて、razr 50dはrazr 50から、どのくらい“d化”されているのか。一番大きいのは見た目。ホワイトマーブルという専用カラーで、素材には綿や木材パルプから取った“アセテート”という天然繊維が用いられています。

(▲パッと見ホワイトだが、よく見ると大理石のようなテクスチャがある)

(▲写真のコントラストを調整。模様に2つとして同じパターンはないという)

元箱にも竹とサトウキビを原料としたサステナブルな素材が使用されています。これはグローバルで採用予定とのことですが、日本が初採用となるそうです。

(▲これだけでもハカセが欲しがりそうな箱)

中身も“d化”されています。デフォルト状態では当然、豆腐のようなものがホーム画面に居座ります。

(▲羊に代わって大活躍の豆腐。設定でオフれる)

そして“d払い”のネイティブ対応。電源ボタンをダブルプッシュすると、アウトディスプレイにd払いのバーコードが表示されます。

(▲片手で持って、開かず決済できるのは素敵)

本来、Android端末は電源ダブルプッシュをカメラ起動などに割り当てられきますが、razr 50dではd払い起動から変更できなくなっています。モトローラ特有の本体を持って“ひねる”動作でカメラを起動する“Motoアクション”は利用できます。

ほかにも“dメニュー”から起動できるいくつかのサービスがアウトディスプレー表示に最適化されています。

なんとなくケータイ時代、ドコモから出たRAZRやNokia端末を思い出したのは私だけでしょうか?

バッテリーはベースモデルの4,200mAhから4,000mAhに微減しました。体感はさほど変わらないでしょうけれど、Why? 「ドコモさんの厳しい品質チェックを通すための変更」(関係者)とのこと。そういえば針で刺すテストがあるなんて噂を聞いたことあります。それだけ安心して使えるようになったということで、細かいことには目をつむりましょう、充電速度早いですし。

そして、ドコモからオプション品としてストラップ付きケース、M-51E Premium case(グレー)が用意されました。

(▲オシャレなネックストラップケース)

これは海外で「ADJUSTABLE CROSSBODY CASE」として売られていたモトローラ純正アクセサリー。オレンジ、サンド、グレーの3色あるはずですが、なぜ日本にグレーだけを持ってきたのかは謎。サンドのほうがホワイトマーブルに合うような気もしますが、付けてみたらこっちのほうが似合ったとか、汚れが目立たないからとか、ポジティブな理由があるに違いないと信じて一旦終わります。

《矢崎飛鳥(ACCN)》

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