コスパに優れた端末を海外で展開するrealmeから本体の色が変わるスマートフォン「realme 14 Pro」と「realme 14 Pro+」が登場しました。
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これらのモデルの製品名は「+」の有無だけの違いですが、スペックはかなり異なります。例えばチップセットはrealme 14 ProがメディアテックのDimensity 7300 Energy、realme 14 Pro+はクアルコムのSnapdragon 7s Gen 3です。カメラ性能や本体サイズも異なりますが、今回取り上げたいのはスマートフォンとしての性能ではなく、背面仕上げです。
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realme 14 ProのカラバリはPearl White、Jaipur Pink、Suede Greyの3色。realme 14 Pro+のカラバリはSuede Grey、Bikaner Purple、Pearl Whiteのこちらも3色。このうち共通のカラーであるPearl Whiteは背面の色が変わる仕上げとなっています。
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Pearl Whiteの背面は北欧の工業デザインスタジオValeur Designersと共同で仕上げたもの。名前の通り白い真珠をイメージした仕上げは、上品さと美しさを兼ね備えています。オーガニックの貝殻パウダーを使い、自然な貝殻のような質感を実現しているのです。
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そして、世界初サーモクロミック顔料を採用。この顔料は温度により色が変わるんです。realme 14 Pro / Pro+は温度が16度以上ではパールホワイト、16度未満になるとブルーに変色。これはクラゲなど深海生物の変化する色合いを模倣したインタラクティブな機能となっており、ユーザー体験に楽しさと驚きを与えてくれます。
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私もまだ実機を見ていないので、どの程度色が変わるのかわからないのですが、冬の寒い屋外から自宅に戻り、暖かい部屋の中に入ると色が白くなっていく、そんな様をぜひ見てみたいですね。
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なお、realmeは3月にバルセロナで開催される世界最大の通信関連イベント「MWC25」にブースを初出展するそうなので、実機をそこで見られるのではないかと期待しています。
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色の変わるスマートフォンは、TECNOが2022年に光が当たると変色する「CAMON 19 Pro Mondrian Edition」を販売したことがあります。これは、外に持ち出すと色が変わるというのも面白い機能でした。
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また、Infinixもカラー電子ペーパーで色を変えるスマートフォン背面を試作していました。これから“色変スマホ”が増えてくるのかもしれませんね。個人的にはライティングで個性を出しているNothing Phoneに、背面の色が変わるモデルを出してほしいと思っています。
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