2万円台で5G対応のBlackview SHARK 9の実力をチェック(スマホ沼)

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山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

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スマホとSIMを求めて世界を取材中。メディアへ執筆多数。海外・中国通信関連の記事や講演承ります。noteや動画配信もやってます。

タフネススマートフォンを数多く輩出するBlackviewは、デイリーユースにも対応したカジュアルなデザインのモデルも出しています。今回紹介する「SHARK 9」は2万円台のミドルレンジモデルで5Gに対応。高速通信も可能な実力のある製品です。

6.67インチ、解像度は1604×720ピクセル、リフレッシュレートは90Hzです。フロントカメラは800万画素で顔認証にも対応。チップセットはUNISOCのT820を搭載しています。

本体サイズは164.8×75.6×8.65mm、重量は約200g。ボディーは樹脂製ですが指紋の跡が残ることも無く、またオーロラ風のデザインも上品さを感じさせます。比較的軽量なので持ちやすい感じ。なお、側面の電源ボタンは指紋認証センサーを兼ねています。

UNISOC T820はミドルレンジクラスの性能で、AnTuTuのスコアは50万点台となります。実際に使ってみるとSNSやライトゲームの利用などは特に問題はありません。それよりも5Gに対応しているのが重要なポイント。5Gの対応バンドはn1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78。日本で使うには若干バンドが少ない部分もあります。

OSはAndroid 14ベースのDokeOS 4.0、標準的なAndroidのUIを若干カスタマイズしています。Blackviewのオリジナルアプリもいくつかプリインストールされており、キッズモード、ゲームモード、システムスチュワート(最適化)、フォーカス(集中)モードなど、結構使えるアプリもいろいろと入っています。

カメラは5000万画素の広角に、200万画素のマクロ、200万画素の深度測定の3つ。iPhone風にデザインをまとめていますが、レンズは大きめでスペック以上の性能を感じさせるデザイン。

撮影カメラが実質シングルなので、カメラUIはシンプル。デジタルで最大4倍と、かなり割り切った設計です。

通常は5000万画素カメラから1200万画素にピクセルビニングされますが、5000万画素での直接撮影モードもあります。またその他モードにはマクロなども搭載。

以下、ブラブラと街中で撮影してみました。1倍撮影。

デジタル2倍。

デジタル4倍。若干粗くなりますがSNSにシェアする程度なら十分でしょう。

マクロ無しでもこれくらいまで近寄れます。料理の写真なども十分撮れるでしょう。

マクロはグッと寄れますが、200万画素と画質が低いので明るい場所での撮影が良さそうです。

街灯の少ない場所でナイトモード撮影。

SHARK 9はオンラインで日本向けにも販売されています。2025年3月25日から4月6日まで10%のディスカウントコード「8VFF8S2Q」が利用できます。ミドルレンジのサブ端末としても有用なSHARK 9、興味ある方は下記からどうぞ。


《山根康宏》

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