iPhone 15 Pro(仮)の新色はダークレッド? iPhone 15(仮)もDynamic IslandとUSB-C搭載、画面サイズ微増の予想CG公開

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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先週、今年秋のiPhone 15 Pro(仮)の新デザインと称する予想レンダリング画像が公開されていました。


そして今回は、毎年の新型 iPhone につきものの新色についてのうわさです。

ここ数年のProモデル専用カラーを振り返れば、iPhone 12 Proはパシフィックブルー、iPhone 13 Proはシエラブルー、iPhone 14 Proはスペースブラックとディープパープルという具合。それに続き、今年は「ダークレッド」が登場すると、米9to5Macの情報筋は主張しています。

かなり濃い赤であり、16進数カラーコードにすれば#410d0dとのこと。

また標準モデル「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」の新色としては、ライトブルーとピンクがテスト中とも伝えられています。とはいえまだ時期が早いことから、変更される可能性はあるとも但し書きつき。

そもそも、実際に新型 iPhoneの量産が始まるのは、例年7~8月のこと。この時期に新色の情報が出てくるのは例年からすれば早すぎるとも思われます。

この疑問につき、最も合理的な説明の1つは「新素材のチタンを使っているから」でしょう。先日もiPhone 15 Proはチタン製といううわさを裏付けるかのような「実際のクローズアップ」なる画像が出回っていました。

アップルは数年前からApple Watchの一部モデルにチタン素材を使っており、シルバーやスペースグレイなどの色を実現済みです。しかし iPhoneに採用した前例はなく、歩留まりや生産時間、コストを検討するためには、早めに取り掛かる必要があるはずです。

たとえばiPhone 7 / 7 Plusの発売直後には、新色の「ジェットブラック」が極端な品薄になったこともあります。原因は歩留まりが低いことにあり、わずか60~70%との噂話もありました。iPhoneの新色はただ塗料の色を変えるような気軽さではなく、酸化皮膜処理や研磨加工など高度な技術も関わっているため、予想外のボトルネックをもたらすこともあるようです。

まだ標準モデルiPhone 15 / 15 Plusの予想画像も出ていないうちにProの新色?という感もありますが、9to5Macはそれに応えるように、実物の「3D CAD」ファイルを元にしたというレンダリング画像も公開しています

こちらは噂通りLightning端子からUSB-Cポートに移行、Proモデルと同じくノッチが廃止されてDynamic Island(画面上部の楕円状スペース。自撮りカメラとFace IDセンサーあり)採用、画面サイズは先代の6.1インチから6.2インチに微増、といったところです。

左がiPhone 15、右がiPhone 15 Proとされる予想図。

繰り返しとなりますが、実際の量産が7~8月に始まるとすれば、まだあと半年近くもあるだけに、もし仮に今回の新色や予想図が本物の内部情報に基づいていたとしても、発売までには微調整や新色の追加・廃止などもあり得ます。


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《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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