Googleは3月29日、日本国内でもGoogle PayアプリをGoogleウォレットに更新すると発表しました。今後数週間をかけて順次アップデートが行われます。
Google Playでアプリの自動更新が有効になっていれば、自動的にアップデートされますが、自動更新がオフの場合には手動で更新する必要があります。
Googleウォレットは、2022年のGoogle I/Oで発表されていたもの。発表時点で日本での提供は「Coming Soon」とされていましたが、ようやく提供開始となります。
Googleウォレットという名称は、2011年にGoogle初のモバイル決済サービスが登場した際に使われていたものですが、2015年に登場したAndroid Payと統合する形で2018年にGoogle Payへと名称を変更。それが原点に回帰した形です。
名称はGoogleウォレットに変わりますが、使用方法に大きな変更はありません。Google Payに登録していたクレジットカードやSuicaやPASMOなどの交通系ICカードはそのままGoogleウォレットに引き継がれます。
Google Payという名称は無くなるわけではなく、支払い方法の名称としては引き続きGoogle Payが使われます。ようするに、AppleのAppleウォレットとApple Payの関係と同じになるわけです。
そんなGoogleウォレットでの変更点ですが、従来の決済関連だけではなく、デジタル乗車券やポイントカード、イベントチケット、車のデジタルキーなどもGoogleウォレットで管理できるようになります。
米国ではワクチン接種証明や運転免許証もウォレットで管理できるようになってきており、今後、日本でも同様の対応を期待したいところです。
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