iPhone 15 Pro (仮)の消音ボタンは「アクションボタン」に変更?Apple Watch Ultra同様にカスタマイズ可能

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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今年秋の「iPhone 15 Pro」(仮)は、音量ボタンも消音スイッチもソリッドステート式、つまり物理的な駆動部分がない感圧センサ型ボタンに変わるとみられています。

実績ある複数の情報源が伝えたことに加え、「CADファイルを元にしたレンダリング画像」も次々と出回りました。


ボタンについてはこれで決着と思いきや、「消音スイッチ」はユーザーが様々な機能を割り当てられる「アクションボタン」に変わるという新たな説が出てきました。

今回の情報源は、Macrumorsフォーラムの匿名メンバー「anonymous-A.S」氏。この人物は iPhone 14 Pro が正式発表される前にダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)の詳細を正確に言い当てたことがあります。

ここでいうアクションボタンとは、もともとApple Watch Ultraで追加された新たなボタンのこと。ワークアウトやストップウォッチ、ショートカットの起動など各種の機能を割り当てられるカスタマイズ可能なボタンです。

「消音ボタンがアクションボタンに変わる」以上の詳細は不明ですが、同氏は開発チームに情報源がいると主張しています。アップル社内でも暫定的であれアクションボタンと呼ばれているならば、Apple Watch Ultraの「アクションボタン」と同じカスタマイズ可能なボタンと解釈してもおかしくはないはずです。

現在のiPhoneにはアクションボタンはありませんが「メニュー階層深くにあるシステム機能を、すぐに呼び出せる」カスタマイズ機能としては、すでに背面タップが存在しています。[設定]>[アクセシビリティ]>[タッチ]から設定でき、カメラやスクリーンショット、フラッシュライト等をダブルタップおよびトリプルタップに割り当てられます。

ただし背面タップは「2回あるいは3回タップに相当する振動」に反応してしまうため、たとえば机に置いた拍子にスクショを撮ってしまう、アプリが起動するなどの誤動作が起こりやすくもあります。ユーザーが意識して指を置き、力の加減もできるアクションボタンの方が実用的となりそうです。

iPhone版アクションボタンがどんな外見になるのかは、有名リーカーShrimpApplePro氏がCAD画像を公開していました。同氏は「ソリッドステートボタンはケースを被せていても動作に問題はない」とも述べていたことから、そろそろ感圧式ボタンに最適化された純正ケースの画像なども流出してくるのかもしれません。



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《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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