第一報をお伝えした『Monster Hunter Now (モンスターハンター ナウ)』ですが、発表会の後にFirst Look(テストプレイ)に参加する機会を得たので、実際にプレイしてみた所感をお伝えしたいと思います。
まず位置情報ゲームのメイン画面となるマップですが、これは『ポケモンGO』や『ピクミンブルーム』とほぼ変わらない印象です。既存の地図情報にモンスターが居る場所、素材が獲得できる位置、ゲーム中の地形などが表示されています。
ピンチイン・アウトでマップのサイズを変更でき、フリックで向きを変えられるのも『ポケモンGO』などと一緒です。マップを最大限まで拡げると平面の2Dマップとなり、それよりも小さくすると3Dのマップになります。
ハンターの周囲に表示される円が活動範囲で、円の中にあるモンスターや素材にタップすることで、狩りをしたり、採取したりすることができます。これも『ポケモンGO』と同じ感覚です。
狩りはひとりから最大4人まで一緒に行うことができ、ホストとなる人がモンスターをタップし、複数で狩りをすることを選ぶと、それ以外の人の画面に「ひと狩りいこう」の項目が表れ、これをタップすることで参加することができるようになります。
狩りは左右下のフリックで攻撃を避け、タップすることで攻撃します。連続してタップをすると武器によっては連続技を繰り出すことができます。
今回は大剣、片手剣、ボウガンを使用しましたが、片手剣は連続タップで連続技、大剣は長押しで溜め攻撃をすることができました。ボウガンはジャイロ操作で狙いを定めることができました。また、ボウガンは弾切れになるとリロードが必要。タップでリロードするので、基本的にはずっとタップしていれば問題ないと言えます。
モンスターは攻撃する直前に体全体が真っ赤に光るので、その合図が来たら、攻撃を止めて避けることに注力します。現時点では避けることは難しくはありませんでした。
攻撃を当て続けると円形のゲージが溜まっていき、すべて溜まるとスペシャル攻撃を使用できるようになります。スペシャル攻撃は大ダメージを与えるので、モンスターを倒すには必須の攻撃方法ですが、出したら必ず当たるわけではないので、通常攻撃でモンスターに近づき、間合いを詰めてから発動するのが良さそうです。
モンスターに攻撃され、体力が減った場合は、回復薬を使用することで体力を回復することができます。これは本家『モンスターハンター』と同様です。本家と違い飲む動作がないので、飲んでいる途中にやられると言う感じではなさそうです。
また狩りが終わった後も減った分の体力はそのままになっています。時間の経過と共に回復していくので、狩りが終わった後は、回復薬を使わず、自然回復を待った方が良さげです。ただ、今回のテストプレイでは回復時間が短めだったのですぐに回復していましたが、リリースした後はもっと遅くなる可能性もありそうです。
モンスターはドスジャグラスやボルボロスなどと戦えました。モンスターには☆でランク表示されており、☆☆は4人狩りをした場合は結構楽に倒せましたが、☆☆☆は倒しきることができず、逃してしまいました。武器のランクやプレイヤーのレベルなどで☆の数が多いモンスターも倒せるようになるのではないでしょうか。
狩りをする時間は75秒です。『ポケモンGO』のレイドバトルが☆4までが180秒、☆5が300秒となっているので、かなり短く感じます。『モンスターハンター ナウ』はバトルにアクション性が高いのでなおさら早く経過するような気がします。『ポケモンGO』のレイドバトルのように人数押しもできないので、武器や武具を揃えることをしてハンター自身の強化をはかることが重要なのかも知れません。
そうそう大事なことを忘れていました。ハンターはモンスターのどこを狙って攻撃するかの狙いポイントを定めることができます。弱点を叩いたり、特定部位を切り落として部位破壊素材を狙ってみたりすることができます。
今回遊べたのはこんなところです。ベータテスト前のテストプレイなので、リリースまでに大きく変貌し、現状とは違うものとなるかも知れませんが、すでに基本的なところはできていると感じました。まだまだ、公開されていない部分や未確認の部分も多く、それらがどうなっていくか楽しみです。
オトモアイルーは居ましたが、一緒に戦っているかどうかの確認はできませんでしたし、オトモアイルーの装備の変更ができるかも現時点ではわかりません。アイテムにこんがり肉を持っていましたが、こんがり肉はそのものをゲットするだけなのか、肉焼きセットを使い「上手に焼けました~」が再現できるのかも不明です。
ある意味『モンハン』の顔とも言える受付嬢についても聞いてみましたが、現時点では居ないそうです。ただ、『ポケモンGO』も『ピクミンブルーム』もミッションが用意されており、『モンスターハンター ナウ』でもそれに準じたクエストが用意されると思われるので、その窓口となる受付嬢はきっと出してくれると思います。
まあ、ここら辺の疑問はクローズドベータテストをプレイすることで解明されていくと思いますので、まずは公式サイトからベータテストの申請をすることを忘れずに。