米Amazonは4月27日(現地時間)、独自のヘルスケア・フットネス製品ブランド「Amazon Halo」のサポートを7月31日に終了すると発表しました。
この手の製品は、サポート終了後もローカル環境では使い続けることができるものも多いですが、8月1日以降、Amazon HaloデバイスとHaloアプリは機能しなくなるとのことです。Haloで収集したヘルスデータは、8月1日以降に削除されので、手元に残したい場合には、7月31日までにダウンロードしておく必要があります。
また、サポート終了に伴い、過去12ヶ月間に購入されたAmazon Halo View、Amazon Halo Band、Amazon Halo Rise、およびAmazon Haloアクセサリーバンドに関しては、今後数週間で全額返金を行う予定です。また、Haloのサブスクリプションに加入している場合には、4月27日以降、料金の請求は行われません。
日本では発売されなかったAmazon Haloは、米国では2020年に発表されたヘルスケアブランド。当初はディスプレイもないシンプルなHalo Bandのみでしたが、2021年にはディスプレイ付きのHalo Viewをリリース。2022年にはベッドサイドに置き、睡眠計測を行えるHalo Riseを発表していました。
Amazon Haloシリーズは、デバイス的に特別な仕掛けがあったわけではなく、どちらかというと収集したデータを機械学習を用いて評価・分析する仕組みに力を入れていた印象があります。Haloアプリでは、スマートフォンで体を撮影すると体脂肪率を測定してくれるという機能もありました。
なお、Amazonは2022年11月から大規模なリストラを実施しており、今回のHaloサポート終了もその一環の様子。Haloに関わっていた多くの従業員は解雇されるとのことです。
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