Googleマップの3D表示機能「イマーシブビュー」に、鳥瞰でルート案内する「イマーシブビュー for Routes」が加わります。
Google I/O 23で発表されたこの機能は、AndroidだけでなくiOS版も提供され、東京を含む世界15都市を対象エリアとして提供を開始します。
「イマーシブビュー for Routes」は自転車専用レーンの有無、複雑な交差点、駐車場などの詳細情報に、シミュレーションによる交通状況まで含んだ3Dの経路案内を提供します。案内可能な交通手段は自動車にくわえて自転車、徒歩も含まれます。
画面に表示される映像は大量のストリートビューと航空写真を組み合わせたAI処理で生成され、ユーザーは出かける前にルートを3Dで確認し、自転車専用レーン、歩道、交差点、駐車場などの位置関係など、平面の地図では掴みづらいポイントも立体的に確認できます。
特定の地域ではGoogleが収集した現在や過去のデータにより、特定の日の天候や時間帯の交通状況や景色なども確認できます。
なお、この機能は発表時点では地下の通行に関しては対応していないとのことで、徒歩での利用の際には少し注意が必要かもしれません。