Intelがブランド大刷新、Coreから「i」を抜いて「Ultra」追加。Meteor Lake以降は世代も省略

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Ittousai

Tech Journalist. Editor at large @TechnoEdgeJP テクノエッジ主筆 / ファウンダー / 火元

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インテルがクライアント向けプロセッサーのブランディングを刷新しました。15年ぶりの大幅変更となる今回の新ブランディングでは、従来の Core i7 等から「i」がなくなり、ただの「Intel Core 7 プロセッサー」になります。

プレミアムな製品群として、新たに「Core Ultra」のブランドを追加。従来は Core i7 や i9のうち特別な製品をモデルナンバーの末尾などで区別していたのに対して、新ブランディングでは「Core Ultra 7」や「Core Ultra 9」などと区別することになります。

さらにこの新ブランディングを導入する今年後半の最新世代プロセッサ(Meteor Lake)以降は、これまでプロセッサ名の前につけていた「インテル第何世代Coreプロセッサー」といった世代を表示しなくなります

14世代にあたる Meteor Lake以降はブランディングとしては世代を前面に出さず、末尾のモデルナンバー等で確認することになります。

インテルはブランド刷新の理由について、今年後半に登場する最新世代のプロセッサは製造プロセスの刷新、インテルのクライアントコンピューティング向けプロセッサで初のAIコア Intel AI Boost 搭載、三次元積層ソリューションFoverosテクノロジー採用など、多くの点で従来から飛躍的に進歩する転換点となることから、今後の新たなプロダクトラインナップを命名規則にも反映し、消費者にとって理解しやすくするためと説明しています。

なお、メインストリームの Intel Core (3 / 5 / 7)、およびプレミアムな Intel Core Ultra (5 / 7 / 9) 以外に、以前であれば Pentiumブランドだったようなローエンドプロセッサの場合、Core でも Core Ultraでもない、ただの「Intel プロセッサー」+モデルナンバー になります。

モデルナンバーについては、「Intel Core Ultra 9 Processor ##XX」のように、プロセッサーの後ろに添えて表記。

モデルナンバー自体の命名規則や、末尾でプロセッサのタイプや電力のクラス分けができる点は変わりません。

プロセッサの新ブランディングは今年後半から適用予定。


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《Ittousai》
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