iOS版ChromeがAIで進化。住所タップでミニGoogleマップ、日付からカレンダー予定、レンズ画像検索の組込みなど

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Googleは、iOSのChromeブラウザにAIとGoogle製サービスを組み合わせた4つの新機能を追加します。

ウェブページ内の住所表記をAI検出してタップでGoogleマップの確認、文中の日付をタップしてGoogle Appleカレンダーにイベントの作成、翻訳の改善やGoogleレンズ画像検索などが、Chromeブラウザだけでできるようになります。

今回の目玉のひとつは、画像検索のGoogleレンズがChrome上で使いやすくなること。

画像の中身を認識して検索するGoogleレンズは、単体Google検索アプリのほか、Chromeでもウェブページ画面内の画像を長押しすることで以前から利用できました。

今後数か月のうちには、iPhoneのカメラで目の前にあるものを直接検索したり、カメラロールにある撮影済みの画像も検索できるようになります。これはiOS版Chromeのアドレスバーに追加されるレンズ(カメラ)のアイコンから利用できる予定です。

ほか3つの新機能も「あらゆる情報の確認や操作が、Chrome内で完結」という方向性です。

1.地図で住所を確認

AIにより、ウェブページ内の住所を検出するようになりました。住所表記を長押しすると、Chrome内にミニGoogleマップを表示できるオプションが表示されます。もはや、Googleマップアプリに切り替える必要はありません。

2.カレンダーに簡単にイベントを追加

iOS版Chromeから直接、Google / Appleカレンダーのイベントを作成できます。やはりウェブページ内の日付が自動的に検出され、長押しするとGoogleカレンダーに追加するオプションが表示。

これを選ぶだけでカレンダーイベントが作成でき、追加したウェブサイトなどの情報も自動で入力します。

3.翻訳機能の改善

ウェブページ内の言語を検出して、自動的に提案する能力が向上しました。またページの特定部分だけを「Google翻訳」を使って翻訳する、デスクトップ版やAndroid版と同様の機能にも対応します。

ロールアウトに時間がかかるためか、手元の環境では確認できない機能もありますが、展開を楽しみに待ちたいところです。 

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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