サムスン、Galaxy Unpackedイベントは7月26日開催。Galaxy Z Fold5(仮)とFlip5(仮)発表に期待

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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サムスン電子は、日本時間7月26日20時から韓国ソウルでは初の「Galaxy Unpacked July 2023」イベントを開催すると正式発表しました

特に具体的な製品名やカテゴリーは明らかにされていませんが、サムスンのクラムシェル型スマートフォンGalaxy Z Flipシリーズを思わせる「flip side」という言葉や、ティザー動画ではGalaxy Z Foldシリーズを彷彿させるデバイスを表示していることから、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」および「Galaxy Z Fold5」の発表が予想されます。

もちろんサムスンは両モデルとも正式発表していませんが、これまでリーク情報はネットで大量に公開されてきました。まずGalaxy Z Fold5は前モデルとデザインはほぼ変わらず、ただし新型の「水滴型ヒンジ」、すなわち折りたたみ画面の一部をヒンジ内に引き込む方式により、折りたたんだときのすき間がなくなり薄くなると噂されています。

さらに、Fold4の263gより10gほど軽くなるとの説もあります。もし正しければ、Fold4比でも20g重い Pixel Fold (283g)との差はさらに開くことになります。

かたやGalaxy Z Flip5は、カバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)がFlip4の1.9インチから3.4インチへと大型化(解像度も260×512から748×720に)。さらにGoogleがサムスンに協力し、YouTubeやGoogleマップ等が折りたたんだまま使えるとの噂話もあります

また、ドイツのテック系情報サイトWinfutureが両モデルと、次期高性能タブレット「Galaxy Tab S9」シリーズのサムスン公式らしき画像を公開中です。こちらでもGalaxy Z Fold5の薄型化や、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイ大型化が確認できます。

今回のUnpackedイベントは、例年の8月よりも早めです。韓国大手メディア朝鮮日報は、折りたたみスマホ市場で中国メーカーが攻勢続きに加えて、Googleまで競争に参加した状況のもと「世界折りたたみスマホ世界一」の座を守るための戦略だと解釈していました。つまりPixel Foldを迎え撃つ構えとみられていますが、圧倒するほどの内容を期待したいところです。

《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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