Xiaomi、新型折り畳みスマホMIX Fold 3発表。閉じても10.96mmの薄型フォルダブル

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山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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Xiaomiは8月14日、新製品発表イベントXiaomi Launch August 2023を開催し、中国市場向けに折りたたみスマートフォンの新モデル「Xiaomi MIX Fold 3」を発表しました。中国では8月15日に先行販売が開始され、価格は8999元(約18万2000円)から。

Xiaomi MIX Fold 3は、6.56インチのカバーディスプレイを持ち、端末を開くと8.03インチのメインディスプレイが現れる横開き型の折りたたみ端末。カバーディスプレイは2520×1080ピクセル(アスペクト比21:9)、メインディスプレイは2160×1916ピクセル(アスペクト比10:9)で、Galaxy Z Fold 5のような縦長のスタイルになっています。

カバーディスプレイ、メインディスプレイともに、ピーク輝度は2600nitsと明るいのも特徴です。リフレッシュレートは最大120Hzでタッチサンプリングレートは最大240Hz。

また、開いた際の厚みは5.26mmと非常に薄型(ただし、カメラバンプは含まず)。折りたたんだ状態でも10.96mm(最上位モデルは10.86mm)と先代のMIX Fold 2からさらに薄くなりました。

参考までに、Samsungが発表したGalaxy Z Fold 5の厚みは開いた状態で約6.1mm、閉じた状態で約13.4mm。

この薄さを実現し、かつ耐久性もアップした新開発のヒンジを採用しています。MIX Fold 2は、開き途中での角度の固定ができませんでしたが、この部分も改善され、45度~135度までの範囲で固定できるようになりました。

Leicaコラボの背面カメラは、50MP広角( f/1.77、23mm 相当)、10MP望遠(f/2.0、75mm相当)、12MP超広角(f/2.2、15mm相当)、そして12MPの5倍ペリスコープ望遠(f/2.92、115mm相当)の4眼構成。

カバーディスプレイ側、およびメインディスプレイ側にも、自撮り用の20MPカメラをパンチホールで搭載します。

SoCは、Snapdragon 8 Gen 2の高クロック版となるLeading Versionを搭載。RAMは12GB/16GB(LPDDR 5X)、ストレージは256GB/512GB/1TB(UFS 4.0)。

バッテリーは4800mAhで、67Wの有線急速充電に対応。ワイヤレスでも50Wの急速充電が可能です。このほかデュアルNano-SIMの5G対応で無線関連はWiFi 6E、Bluetooth 5.3、NFCをサポートします。

中国以外での発売については触れられていませんが、先代のMIX Fold 2と同様に中国市場のみでの取り扱いとなる可能性が高そうです。





《山本竜也》
山本竜也

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