シンガポールで開催されたシャオミのサブブランド「POCO」の新製品、「POCO F7シリーズ」の発表会に参加しました。海外に行けば、現地のスマートフォンメーカーショップを訪問するのが習わしの私ですが、シンガポールでもシャオミのストアへ行ってきましたよ。

日本にも常設店がオープンしたばかりですが、こうして海外で現地の店舗を見ると「日本も海外とほとんど変わらないお店で買い物できるんだなあ」と感慨深くなります。まぁ、このあたりはアップルユーザーならすでに何年も前から体感しており、今では当たり前すぎてなんとも思わないのでしょうね。アップルストアは店内よりも特徴ある外見の店舗巡りが私には面白く、シンガポール名物でもある球体状のApple Marina Bay Sandsも見てきました。

さて、私は先週には上海のシャオミストアに行ってきたわけですが、シンガポールのお店は上海とは、また違った商品が置いてありました。ちなみに中国では取扱製品が多すぎて、大半は今はオンライン販売になっています。中国で販売しているシャオミ製品をすべて店内に並べるとしたら、日本の浦和美園のお店の数倍の規模が必要になるでしょう。
そのシンガポールでいくつか気になる製品がありました。もちろん「Xiaomi 15 Ultra」はここでも販売していますが、512GBモデルの価格は1699シンガポールドル、約19万1000円。実は、日本のほうが安いのです。

ほかにも日本未発売のスマートフォン(MIX FlipやRedmi Note 14 Pro+)なども気になりますが……。

日本で出してもいいんじゃないかと思ったのは、こちらの子供向けスマートウォッチ。

実機の展示がありませんでしたが、4G通信対応で子供の安全確認用に使えるスマートウォッチです。価格は1万円程度。イオンモールのXiaomi Storeに遊びに来るファミリー層にもピッタリの製品ではないでしょうか。

先日の浦和美園店グランドオープン日に1日店長をやって、疲れた体に欲しいと思ったマッサージガンもシャオミは出しています。マッサージガンは、それこそネットを見れば何十種類も製品が売られていますが、機能は似通ったものが多くあります。そうなると製品の品質だったりアフターサポートなどが気になります。価格で無名メーカーを選ぶなら、スマートフォンも出しているシャオミの製品を選んだほうが安心でしょう。

同じような製品として、男性用のグルーミングキットもあります。これもシャオミがわざわざ出しているのは、一定の品質と保証を提供できるから。

電動歯ブラシも大手メーカーからさまざまな製品が出ています。シャオミならスマートフォン連携もお手のもの。

そして電動シェーバー。シャオミって本当にスマートフォンがメインビジネスなのか、よく分からなくなってきました。

こちらのライト、ランタンタイプはスマートフォンから光の色や光量を変更できます。

このように日本で発売されていないシャオミ製品はまだまだたくさんあります。お店でこれらの製品が並んでいれば、たまたま立ち寄ったときに「いいな」とついつい買ってしまう人は多いと思います。せっかく実店舗を展開するなら、扱い商品は多ければ多いほどいいはず。POCOやライカのカメラのスマートフォンも気になる存在ですが、それ以外にも数多く存在するシャオミ製品が、1つでも多く日本で展開されることを願っています。
