iPhone 15 Pro(仮)のボディはチタン製、iPhone 14 Proより約20g軽量化?詳細な寸法予測

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップルがまもなく開催するスペシャルイベント「Wonderlust.」では、「iPhone 15」シリーズが登場する見通しです。


このうちProモデルのボディは、従来のステンレススチール製からチタン合金へと変わると、Appleの内部情報に詳しい複数の識者が予測してきました。


この素材変更により、Proモデルは軽くなるはず。なぜならチタンは、ステンレススチールよりも比重が小さいためです。アップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者も「(iPhone 14 Proモデルより)約10%軽くなる」と述べていました

では実際に、どれほど軽くなるのか? 米MacRumorsは独自の情報源に基づき、18g~19gだと主張しています

同メディアが入手したという「正確な寸法」は、次の通りです。サイズについては、両モデルとも少し厚くなり、幅と高さは少し狭く低くなる格好です(カッコ内はそれぞれの前モデル)。

iPhone 15 Pro(仮)

  • 厚さ:8.25mm(7.85mmから増加)

  • 重量:188g(206gから18g減)

  • 幅:70.6mm(71.5mmから縮小)

  • 高さ:146.6mm(147.5mmから減少)

iPhone 15 Pro Max(仮)

  • 厚さ:8.25mm(7.85mmから増加)

  • 重量:221g(240gから19g減少)

  • 幅:76.7mm(77.6mmから縮小)

  • 高さ:159.9mm(160.7mmから減少)

ちなみに、著名リーカーRevegnus氏も、ほぼこのままの予想をしていました。

MacRumorsの報告に戻ると、iPhone 15 Proモデルに使われるチタン素材は、具体的にはグレード5チタンとのこと。グレード5とは純粋なチタン(グレード2)ではなく、混ぜ物をした合金です。腕時計にも使われており、優れた耐食性もあり。つまり化学物質と反応しにくく、汗や体液にも溶け出しにくいため、金属アレルギーも起こりにくい素材です。

また、Proではない標準モデルについては、小型(画面サイズ6.1インチ)モデルのみ寸法が伝えられています。こちらは、ほとんど前モデルから変更がなさそうです。

iPhone 15(仮)

  • 厚さ:7.8mm(変更なし)

  • 重量:171g(172gから1g減)

  • 幅:71.6mm(71.5mmから増加)

  • 高さ:147.6mm(146.7mmから増加)

なおMacRumorsは、これらの寸法が「生産前の情報であり、量産機のハードウェアを反映していない可能性がある」との但し書きを付けています。

とはいえ、チタン合金を使うことで前モデルより軽くなることは間違いないはず。大型のiPhone 15 Pro Maxでも、持つ手が疲れにくくなるかもしれません。

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《Kiyoshi Tane》

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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