アップルは iPhone 15 Proモデル発表に際して、空間コンピュータApple Vision Pro向けの「空間ビデオ」が撮影できることも明らかにしました。
具体的には、メインカメラと超広角カメラを併用して撮影します。3次元的に奥行きのある動画となり、Vision Proを被ることで、一期一会の思い出を「驚くほどの深み」をもって追体験できるようになると表現しています。
空間ビデオはVision Pro本体でも撮影でき、両手が空くという利点もありますが、以前Appleが示した活用法の動画では家族の誕生パーティなどにVision Proを装着して参加しており、絵面的に厳しいものがありました。
Vision Proは屋内での利用を想定したデバイスのため、どこにでも持ち出せるiPhoneが対応したことで、ようやくアウトドアの活動も含め立体映像として保存して、Vision Proを追体験装置としてフル活用できることになりそうです。
今回の「Wonderlust.」イベント直前に、2024年の「iPhone 16 Ultra」で空間ビデオ撮影が実現できるとの噂もありましたが、そこまで待つ必要もなくなりました。もっとも、日本ではVision Pro発売までかなり待つことになりそうです。
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