アップルはiPhone 15シリーズを発表しましたが、以前と同じくバッテリー容量を公表していません。しかし、一部の認証機関にはバッテリー容量を届け出ることが義務づけられ、そこから判明することが恒例となっています。
そして今年も、中国の認証機関データベースから、iPhone 15シリーズのバッテリー容量が明らかになったとインドメディアMySmartPriceが主張しています。
それによれば、iPhone 15シリーズのバッテリー容量は次の通りです。
iPhone 15:3349mAh
iPhone 15 Plus:4383mAh
iPhone 15 Pro:3274mAh
iPhone 15 Pro Max: 4422mAh
ちなみに、昨年モデルiPhone 14シリーズのバッテリー容量は以下の通りでした(こちらもソースは中国認証機関データベース)
iPhone 14:3279mAh
iPhone 14 Plus:4325mAh
iPhone 14 Pro:3200 mAh
iPhone 14 Pro Max: 4323 mAh
これらが正しければ、iPhone 15全モデルとも微増に留まっています。台湾メディアITHomeは「Foxconn(iPhone組立て最大手)インサイダー」情報として大幅増を予想していましたが、外れました。
また公式製品ページによると、iPhone 15各モデルのバッテリー駆動時間(ビデオ再生時間)は以下の通りです。
iPhone 15:20時間
iPhone 15 Plus:26時間
iPhone 15 Pro:23時間
iPhone 15 Pro Max:29時間
これらは全て、iPhone 14シリーズの前モデルと全く同じです。もっとも、これらは概算にすぎず、実際の使用でどれだけバッテリーが持つのか、本当は前世代よりも改善しているのかどうかは、今後の有志による検証を待つ必要があります。
それでも、iPhone 15 Proモデルの重量が14 Proより約20g減っていながら(事前の噂は当たっていました)バッテリー容量が僅かであれ増えているのは驚きです。ボデイの素材を従来のステンレススチールからチタンに変えた恩恵が、分かりやすくあらわれているようです。
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