1月末からGoogleの検索結果にキャッシュリンクが表示されなくなっていましたが、Google の検索部門アドバイザーDanny Sullivan氏がこの機能が廃止されたことを明らかにしました。
キャッシュリンクは、これまで検索結果の横にある縦に並んだ3つのドットをクリックすると、「この結果について」内に表示されていました。
Googleがインデックスした際のページを表示できるという機能で、ページが読み込めず正しく表示できない場合などに便利なものでした。しかし、最近では状況が大幅に改善され、ページを読み込めないということがなくなってきたため、機能の廃止が決まったとのことです。
Sullivan氏は、キャッシュリンクは最も古い機能の1つで、なくなるのは悲しいとコメントしています。
また、Sullivan氏は、キャッシュリンクがあった場所にInternet Archiveへのリンクを追加したいと考えているとのこと。Internet Archivesでは時系列でページの変化を確認できるため、「この結果について」の情報リテラシー向上という目的にもピッタリだとしています。
ただし、これから話し合いなどをしなければならず、リンクの追加を約束はできないとのこと。
また、いまのところはブラウザのアドレスバーに「cache:www.techno-edge.net」のように入力すればキャッシュされたページを表示できますが、この機能も近い将来廃止されるとしています。